MotoGP

ロッシ『熱狂GPになる…』2016ミザノGP

『ロッシ:ミザノは熱狂GP』

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★9月8日(木)、ミザノGP木曜会見で、サーキットから自宅まで10分ほどのヴァレンティーノ・ロッシが次のように語った。
「僕にとっては1年の中でも特別なレースなんですよ。雰囲気が物凄いですからね。人も多いし、応援も物凄いし。この辺で生まれ育ったライダーって多いんですが、他所で生まれて、トレーニングのためにわざわざ引っ越して来る者もいるぐらいで。2輪に対する熱気がムンムンなんですよ。
ここのサーキットで、初めて本格的な市販車に乗ったんです。車輪の大きいやつにね。それから、レース用マシンの初乗りもここでした。1992年でしたね。今はもう何もかも変わってしまって…コースも逆周りになったし。でも、相変わらず好きなコースですけどね。オーストリアは4位で、まぁまぁだったし…その後は2戦で連続表彰台を獲得し、そして今回、ここと言うわけですよ。」

【もちろん、今回は特別なGPであり…】
「雰囲気が素晴らしいですね。本当に特別ですよ。プレッシャーを上手く乗り切って、ポジティブ面に目を向け、できる限り最大限の力を引き出していかないと。
2015年も良かったが、今年は人が更に増えてるでしょ。いつもよりもう少し頑張らないと。マルケスとの50ポイント差を、たった6戦で埋めるなんて大変だから。彼は走りが強いだけじゃなく、ミスもしないから。常に選択も誤らないし。でも、ここでのレースは本当に重要だし、FP1から高い戦闘力でいくようにしないと。表彰台に上がって、皆と一緒にお祝いできたら良いんですけどねぇ。去年はそれができなかったから。」

【今年のチャンピオンシップは特殊で…ストレスが大きい?それとも、面白い?】
「そりゃあ〜ラスト6戦で僕が全勝できたら、面白いでしょうけどねぇ。まぁ、ファンにとっては今の方が面白いんだろうけど。
今年、各選手の力が拮抗してるのには色々な理由によるのでしょう。1つ目は天候。そして、ワンメイク電制システムとタイヤ。結局のところ、良くなりましたよ。
今週末はずっと晴れてくれると良いんですが。マシン作業をしていかなければならないんでね。ここではドゥカティがテストしてるし、うちも試さなければならない物がけっこうあるんで。アッセン以来、ずっとドライとウェットの半々だったし、去年のドタバタもあったから。去年はずっと晴れてたのに、レースでは雨でしたからねぇ。」

【マルケス選手がシルヴァーストンの時のように攻めの走りをするよう仕掛けたりする?】
「最終的に、どんな走りをするかはマルケスが決めることだから。僕にできることは、強い走りをして、予選で良いスタートを切り、前に出るよう頑張ることなんで。いつも、ここではうちのマシンは好調なんでね。ただ、ワンメイク電制システムと新タイヤになったから、どう言うことになるかは明日になってみないと分かりません。」

【ここ最近のレースのように新たなダークホースが出てきそう?】
「また標的はマルケスとロレンソになると思いますね。2人ともここではかなり強いし、ホンダ機もヤマハ機も戦闘力が高いから。スズキがどう出てくるかですよね。シルバヴァーストンのようになるのか、それ以前のレースみたい戻るのか。シルヴァーストンの時みたいなら厄介でしょう。ヴィニャーレスは今年初めから強い走りをしているし。」

【ドゥカティは?】
「様子を見てみないと。テストの時は強い走りをしていたし、また速いのかもしれない。シルヴァーストンでは2人とも腕に問題が起きてたようですけどね。」

【恒例の特製ヘルメットは?】
「スゴく良いですよ。土曜日にお披露目します。」

(2016年09月08日『Moto.it』記事参照)

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POSTED COMMENT

  1. maxtu より:

    シルバーストーンのマルケス攻めの走りとミスはヴァレとのバトルでアドレナリンが出た結果だと思うんですよねぇ。
    これを機にステディな展開では無く一戦必勝のレースになったら面白くなるのに。

    そういえばマルケスファンのイタリア入りはもう問題無さそうなのかな?
    熱いバトルを期待します!

  2. Buell より:

    ヘルメット楽しみですな。

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