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キャミア『どんな風にホンダSBKチームマネージャーになったのか?』

『キャミア:どんな風にホンダSBKチームマネージャーになったのか?』

★1月18日、ホンダHRCがSBKファクトリーチームのマネージャーに、元ライダーのレオン・キャミア(34才)を就任させたと公表した。

★キャミア元選手は2019年にSBKタイ戦で負ったケガが大きく影響し、最終的にライダー引退の道を選んだ。

★キャミア元選手がヘレスSBKテスト中(1/20〜21)、次のように話した。

「2輪レーサー引退は、人生で一番難しい決断でした。ここ何ヶ月間か、ケガのせいで難題がぼろぼろ出てきて対処しなければならず…病院で検査したり、医師の話を聞いたり…なんとかしようとあらゆることをやってみたんですが、思うようにはいきませんでした。」

【左肩の問題が一番大きかったそうで…】
「人生で一番の難題でした。何人かの医師に診てもらったんですが、皆、意見がバラバラなんですよ。自分の身体の状態について色々な見方が出るって言うのが一番厄介だったんですが、とにかく、今、言ったとおり、左肩が最大の障害になってしまって…。
日常生活ではそれほど問題ではないんですよ。例えば、自転車とかモトクロスに乗るのなんかは大丈夫なんです。ところが、レースでは複雑になってしまうんです。ずっと緊張状態にあるわけだから、へろへろになってくるんですよ。」

【34才で引退と言うのは、けっこう早い方だが…】
「この数年間、自分の身体のせいでチャンスをかなり逃してきて…しかも、結局、それで引退することになってしまったし。BSB移籍の可能性があったことは否定しませんが、最後の転倒後、全力で走れるようなモチベーションを失ってしまったんです。
もう決めるしかない状態となってしまい、最終的に(チームマネージャー業を)引き受けたわけです。レース業界で培ってきた知識や競争力をチームのために使っていくつもりです。」

【ヘレステスト開始となったが、天候が悪そうで…】
「スペインって言うよりは、まるでスコットランドみたいですよね(笑)。
結局、僕の場合もレース業界では自然な流れなんだと思います。学ぶべきことは山積みでしょうけどね。
ホンダのような企業の、こう言う役職を引き受けるって言うのは、僕としてはけっこうな驚きだったし、大きなチャンスですよね。全力で頑張りますよ。」

【ホンダSBKは2020年にファクトリーチームを投入したものの結果はパッとせず、今年は雪辱を果たしたいはず…】
「今のところ、2021年の目標を提示するのは難しいですよね。もちろん、ホンダの目標は勝つことだし、優勝を目指して努力していかなければならないことは覚悟しています。
残念ながら、去年は難しい年だったから…特にコロナのせいで計画が狂ってしまって。日本での開発作業が特に大変なことになってましたから。
ただ、強力な作業チームが控えてくれてますからね。あと、ライダー2名もそうだし。レオン(ハスラム)とは一緒だったこともあるし、実に良い関係なんですよ。アルヴァロ(バウティスタ)のことは良く知らないけれど、でも、物凄いポテンシャルですよね。」

【チームマネージャーのオファーは、どのように来たの?】
「アルベルト・プーチからオファーの電話をもらいました。この役職について、すべて説明してくれました。
チームマネージャーと言うのは強い存在でなければならない…そうなるにはどうすべきかを色々と教えてもらいましたよ。アルベルトに道を開いてもらったので、これからは僕は始動する番ですね。」


(参照サイト:『Gpone』)

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  1. POP84 より:

    レッドブルホンダ時代に人柄の評価をされたのでしょうか?

  2. ななし より:

    プーチ、なぜホンダで重用されてるのか謎

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