マルク・マルケス『スポーツで過去の功績は重要ではない』2021イギリスGP

『マルケス：スポーツで過去の功績は重要ではない』

★8月26日、イギリスGP木曜会見で、マルク・マルケス（ホンダファクトリー）が次のように話した。

【今週末、腕や肩の調子はどう？】
「まだ始まってませんが、心配はしてません。楽観的にかまえてますよ。
腕のことは考えないようにしてるんで。もし問題が出たら頑張って解決していくけれど、とにかく、今は大丈夫なんで。
きちんとしたトレーニングをしているんで、ちゃんと始めていけますよ。
楽に復帰はできないって分かっていたから。ただ、もっと単純に治ってくれると思ってたんですよねぇ。ところが、こんな風になってしまって…。
これのせいで、とにかく予測がつかないんですよ。何が起きるか、全然読めないんですよね。」

【そのうえ、ホンダ機も好調とは言えず…】
「確かに、助けにはなってくれませんね。僕も100％じゃないけど、マシンも似たようなもので。
でも、僕の方は前進してきているし、ホンダも作業を進めてくれてるんで。オーストリアの2戦目は、転倒はともかくとして戦闘力は高かったから。そこが一番重要ですからね。レースの度に、ちょっとずつ前に出ていけるようになってるでしょ。
当然のことながら、目標は全戦優勝なんかではなく、トップ陣にどんどん迫っていくことだから。今回も同じことです。」

【昨日、マンチェスター・シティの練習を見学し、ペップ・グアルディオラ監督と会ったそうで…】
「素晴らしかったですよ。昼食にも参加させてもらって…本当は予定に入ってなかったんですけどね。2時間ぐらい色々と話をしました。
あっ、でも、ロナルドを取るかどうかについては、聞かないで下さいね…別に僕はスクープを探りに行ったわけじゃないんで（冗）。
グアルディオラ監督から、色々と学ばせてもらってたんです。メンタル面は重要だって言うこととかね…生き残っていくには重要だと。
結局、スポーツって言うのは現在だけが重要なんですよね。過去の功績なんて世間はすぐに忘れてしまうのだから、引退する時に初めて過去のことを思い出せば良いんですよ。とにかく、今が重要なんだから。」

（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）

ホンダ機は『弱いマシン』なのか？って話は、『2021オーストリアGPまとめ』でどうぞ！