『マルケス:ポルよりバスティアニーニに脅威を感じる』
★3月6日、カタールGP決勝のトップ5は以下のとおり。
優勝エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ)
2位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)
3位ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)
4位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)
5位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)
★バスティアニーニ選手は2020年にモト2クラスで総合優勝し、2021年にモトGP昇格し、同シーズン終盤に3位を2回獲得した(※2回ともミザノGP)。
★レース後、マルク・マルケスが次のように話した。
「バスティアニーニは本当に強いですよね。去年のミザノ戦の時から感じてはいたけど、今日(のレースで)はすぐに『何かとてつもないことをやってくれるだろうな…』って感じたから。
実際、ある時点から飛び出して行き、凄まじいタイムを叩き出してたじゃないですか。」
【今年のチャンピオン最有力候補は誰だと思う?】
「カタール開幕戦を観たところでは、分からないですね。」
【バニャイアやクアルタラロー、ミール辺り?】
「おそらく。あと、僕としてはバスティアニーニとポル・エスパルガロがチャンピオン最有力候補になると思います…バスティアニーニはポルよりも危険な存在と言ってもいいぐらいですかね。今回のレースではすっ飛んで行ってたから。」
【エスパルガロ選手が好調そうで…】
「カタールGP中、チームメイトであるポルの方が常に僕よりも速かったわけだけど…今回だけじゃなく、冬期テストの時から常に僕より速かったですからね。テスト中はリズム面でも僕より速かったし。マンダリカテストでは1周タイムなんか本当に速かったし、けっこう似たようなリズムも出してましたからね。
ただ、まだテストと開幕戦が終わっただけだから。
ホンダ機が全選手にとって乗りやすくなり、メーカー内での競争が激しくなるのは良いことでしょ…そうなれば、常に誰かと対峙していくことになるんだから。
ただ、現在のマシンに関し、僕はまだ100%OKの状態にはなってないんですよ…リズム面であと0.2秒削ろうと思ったら、自分のライディングスタイルに合ったマシンに乗る必要がありますからね。
現在のホンダ機は完璧に僕好みと言うわけではないけど、でも、ポテンシャルは最高ですから。そうでなければ、1周タイムで速くは走れませんから。だから、とにかく、作業していくのみなんですよ。」
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(Photo:Instagram)
マルケスは2022年版ホンダ機だと遅くなってしまうのか?って話は、note『2022 セパン&マンダリカテストまとめ』でどうぞ!
例年カタールとテストだけじゃその年の趨勢なんてわかんないけど
オフに暇だったファンもメディアも割と加熱するよね
ただマルクの言う通り次戦のマンダリカはポル速かったし期待できそうだよね
ただなぁ…アスファルト張り替えるらしいんだよねあそこ
ちゃんとポルにもチャンプ候補だと言ってるのに悪意のあるタイトルですねぇ
あちらのメディアも煽れるくらいマルケスの調子が戻りつつあるってことかな
DUCATIはコースの不得手がはっきり出るから欧州ラウンドまでの序盤戦だけではわからんよね
バスティアニーニは昨年、マルケスをぶち抜いた頃からすげーのが出てきたと思って、注目はしてたけど、こんなに早く結果を出すってすごいよね。
マルケルが感じてるようにでかいことやりそうなオーラあるんよね。2019年のマルケスなら全身全霊でクアルタラロの初優勝を阻止して、勢いを付けさせないようにできたけど、今は無理だもんな。プライベーターで年間チャンプは見てみたいな。
今回のことも十分物語的で語り継がれる伝説になる要素あるけとね。