『ラズガットリオグル:モトGPでもSBKでも、僕はどこのメーカーのマシンでもOK』
★6月21日、トプラク・ラズガットリオグル(25才、ヤマハSBK)がアラゴンサーキットで、カル・クラッチロー(テストライダー)と共にヤマハモトGP機の走行テストを行った。
★同テストはラズガットリオグル選手が、2021年にSBKタイトルを取った報奨として行われた。なお、将来的なモトGP昇格を見据えての試乗であるとも見られている。
★当初、ヤマハ側はラズガットリオグル選手に「できるだけ早く、モトGPに昇格した方が良い」と勧めつつ、プライベートチームでのモトGP昇格を提案していた。なお、同選手はファクトリーを希望している。
★その後、ヤマハは2022年末にプライベートチームを失うこととなり 、2023年以降の再結成の目処も立っていない。
ただし、現在、大苦戦中のフランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー)の契約は2023年末であり、また、それより前にヤマハファクトリーから離脱する可能性も浮上している。
★21日テスト前に、ラズガットリオグル選手が次のように話した。
【モトGP参戦について、なぜファクトリーチーム一択なの?】
「僕は2013〜2014年にレッドブルルーキーズに参戦していた時、モトGPのパドックに出入りしてたんですが…その時、然るべきチームに入ることの重要性を実感したんですよ。
好リザルトを出そうと思ったら、ファクトリーチームに入らなければならないんです。多分、2024年にはそうなるでしょう。」
【モトGPとSBKの違いは?】
「モトGPの場合、コーナーをできるだけ速く走る必要があるんですが、SBKだともっと『ストップ&ゴー』って感じですね。
モトGP機と言うのは、完全に別物なんだと思います…SBKの方は市販機ですからね。モトGP機は速いし、電制システムも別物だし。
僕のライディングスタイルには、どうなんですかねぇ。」
【貴方のライディングスタイルはどんな感じなの?】
「マルク・マルケスのスタイルと、けっこう似てますね。マルケスはかなりアグレッシブなスタイルで、僕好みなんですよ。
ケガする前の2年間なんか凄まじかったじゃないですか。ああ言うスタイルの第一人者ですよね。かなりドリフトして、しょっちゅう転倒しそうになって…あのスタイルは素晴らしかった。
クアルタラローの方は…時計仕掛けみたいな感じですかねぇ。多分、現在のモトGPは、ああ言うスタイルが必要なのかもしれませんねぇ。」
【マネージャーのケナン・ソフォーグル氏が『2024年に向け、モトGPの全メーカーと交渉するつもりだ』と言っていたが…】
「モトGPでもSBKでも、僕はどこのマシンでもOKですから。
僕の仕事は上手く操縦することだし、ケナンの仕事は僕に最適なシートを見つけてきてくれることですからね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
ヤマハはF1エンジニアを技術コンサルタントに雇用?って言った話は、note『2022 カタルーニャGPまとめ』でどうぞ!
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現状のモルビデッリの順位ならトプラクに経験値を積ませるのと変わらないから成績次第じゃシーズンオフに昇格あるかもね
モルビデッリには入れ替わりでSBK参戦を薦めて本人が受容れるかどうかとか
ただYAMAHAとしては2台体制で良いのかなぁ
ファビオさえ速ければ開発は全員に合わせなくても良い、みたいな意見もあるけど、結果としてそんなバイクじゃサテライトチームにそっぽ向かれ、有力ライダーにも敬遠されては未来はないよね
ワークスなら何処でも乗ってやるって気迫を感じるね ヤマハはラズガットリオグルを欲しくてたまらないだろうけど、サテライトは拒否され、そのサテライトも失ったところで、モルビデリを解任する口実を作ろうとしてるのか。でも昨今のチーム運営事情を鑑みると、チャンピオン候補として二人走らせる余裕はないんじゃないかな いずれにしても計画と決断だよね
わたしはトプラク好きだけど現状完全にバウの後塵を拝してるのが厳しいね
motoGP最速ライダーってわけでもなかったバウのSBKでのパニガーレ無双は今年に限った話じゃないけど
来季motoGP移籍でさえそこまで若いわけではなく
更に2年後となると…