MotoGP

クアルタラロ、マシン考察『ホンダ&KTM機のことは分からない…後ろに付いて走ったことがないから』

『クアルタラロー:ホンダ&KTM機のことは分からない…後ろに付いて走ったことがないから』

★2022年、ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)は不調マシンで孤軍奮闘したものの、タイトル防衛は叶わなかった。

★今年、クアルタラロー選手はマシンに不満を抱きつつも、ヤマハと2年の契約更新をした(2023/2024年)。
ヤマハ側はF1業界からエンジニアのルーカ・マルモリーニ氏を招聘し、エンジン改善を確約したものの、11月8日のヴァレンシアテスト終了後、クアルタラロー選手は「スピードが上がっていない」と落胆していた。

★先日、カルロ・ペルナット氏(伊ベテランマネジャー。現在はバスティアニーニ&アルボリーニ選手を担当)が、『PaddockTV』のインタビューで次のように話した。

「自信ももって言うが…才能って意味では、現在、参戦してる中ではクアルタラローが一番だろうね。
まぁ、不思議なのは…確か、ヤマハはエンジン改善を約束してクアルタラローと契約更新したはずで…新エンジンは上手く機能するって言ってたにもかかわらず、結局、そうはなっていないってことなんだよね。」

★なお、クアルタラロー選手が各メーカーのマシンについて、西サイト『Solomoto』の11月23日付けインタビューで次のように話した。

・スズキについて
「スピード面ではかなり改善されてたけど、スズキ両選手の後ろを走ったことって少ししかないんで…。」

・ホンダ&KTMについて
「実のところ、これと言ったことは言えないです…どちらのマシンも、随分前から後ろに付いて走ったことがないんで。
他のメーカー機のことをとやかく言ってる場合じゃないですよね…うちは問題山積みなんだから。
ドゥカティやアプリリアは別ですけどね…両メーカー機については、間近でじっくり見てきたから。」

・アプリリアについて
「サプライズでしたねぇ。アレイシ(エスパルガロ)が上手くマシンを改善し、マーヴェリック(ヴィニャーレス)共々、上位争いに加わってたじゃないですか。
かなりバランスの取れたマシンでしょ。問題があるとしても、僕にはどこか分からないですね。」

・ドゥカティについて
(ドゥカティ機のことは)自分のマシンの次に、よく分かってますよ…今はドゥカティ機がたくさん参戦していて、僕はよく取り囲まれてしまいますから。
ドゥカティ機は何年か前のヤマハ機に似てるけど…でも、エンジン馬力はかなり上だから。バランスが一番取れていて、大勢のライダーにとって乗りやすいマシンでしょ。」

(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(参照サイト:『Solomoto』)
(Photo:Instagram

2位ビンダーと4位クアルタラローの違いは、フロントタイヤにありって話は、note『2022 ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!

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