MotoGP

リンス『ホンダがもっとサポートしてくれていたら…』2023 ブリティッシュGP

『リンス:ホンダがもっとサポートしてくれていたら…』

★8月2日、ヤマハファクトリーがフランコ・モルビデッリ(28才)を2023年末に放出し、その後任にアレックス・リンス(ホンダLCR、27才)を加入させることを公表した。

★リンス選手はホンダと2年契約(2023/2024)を交わしていたが、契約内容に『ファクトリーチームのオファーを受ける場合は、違約金なしに途中解約できる』と言うオプションを付けていた。

★リンス選手は2022年末までスズキ機に、2023年はホンダ機に乗り、2024年はヤマハ機に乗るため、3年間で3メーカー機を経験することとなる。

★リンス選手がスペイン『DAZN』のインタビューで、次のように話した。

【2022年のシーズン中、ヤマハに売り込みをしていたそうで…】
「スズキ撤退後、途方に暮れていたんで…あちこち打診して、ヤマハにも訊いてみました。
その時は、『クアルタラロー&モルビデッリと既に契約済みだから…』と言われたんで、ホンダに入ることにしたんです。
今シーズンになって、周囲の状況を確認しつつ話が進み…運が良かったですよ。
楽しみですよ…ファクトリーチームのプロジェクトだし、もともとそれが希望だったんだから。大満足です。」

【貴方はホンダと、『ファクトリー待遇』で契約していたが…】
「結局、レースの度に目にしたことが大きく影響しました…ホンダは新マテリアルを、ファクトリーチームにのみ試させようとするんですよ。
僕は自分のことを戦闘力の高い選手だと思ってるし、もっとサポートしてもらえたら嬉しかったんですが…。
チェッキネッロ(LCRチームマネージャー)は分かってくれました…彼とは本当に良好関係なんです。
でも、(ヤマハファクトリー移籍は)ビッグチャンスだし、僕はずっと頑張ってきたんだから。NOとは言えなかったんですよね。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

マルケスが「ロッシと不仲になったきっかけは、ランチに招待された時に僕が…」って言った話は、note『2023 ロッシ&マルケス近況まとめ』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. すぱおー より:

    ファクトリーで精査して本数減らしてプライベーターに方式だから5,6本もスイングアーム転がってる状況では中々降りてこないだろうね。やっぱり試すだけだからテストライダーじゃないってライダーじゃなくて信頼できるテストライダー必要だね。まあイギリスGP見たら中上君の今シーズン犠牲にして中上君をそうするようにするみたいだけど…

  2. きゃめる より:

    昔から参戦してるメーカーの悪しき習慣ですかね。プライベーターはあくまでプライベーター。ファクトリー待遇はしない!って…。ヤマハも一緒ですしね。反面、新参のヨーロッパメーカーは柔軟だし、挑戦者としての気質があるからか分け隔てなくパーツ流してますね。
    そろそろ日本メーカーも考え方変えたほうがいいんじゃない。

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