『2023 マレーシアGP モトGP FP1リザルト&トピックス』
★11月10日(金)、マレーシアGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★快晴、酷暑。ただし、雲が出てきており、午後に天候が崩れる可能性あり。
★終盤、大半の選手は前ソフト&後ハードで走行した末
★ドゥカティ
首位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。1’59”513。終盤、前後輪ミディアムで記録。コースレコード(※2022年マルティン選手による1’59”634)より速い。
チームメイトのヨハン・ザルコは3位。
2位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは14位。
6位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは8位(VR46ライダーズアカデミー)。
15位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。+1”375。相変わらず、金曜午前セッションではタイムを重視せず。終始、下位だった。2台のマシンは仕様が異なり、一方にはフロントフォークのウィング付きで、もう一方は同ウィングなし。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは16位(2022年総合3位)。
ワイルドカード参戦のアルヴァロ・バウティスタは22位(今シーズンSBK総合優勝)。+3”003。21位ナカガミ選手とは0”979秒差。5年ぶりのモトGP参戦。ミケーレ・ピッロテストライダーのドゥカティ機(2023年版)を使用。計15周回走行。
※今回もドゥカティ機は好調。
★ヤマハ
4位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。終始、上位にいた。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは5位(2022年総合2位)。終始、上位にいた。
※ヤマハ機はサプライズ。ただし、午後セッションで他メーカー機が改善されたら、下位に沈む可能性はあり。とは言え、ポジティブなスタートではある。
★アプリリア
7位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。中盤に最終コーナーで転倒(大きく膨らみつつも、なんとかコーナーを周ろうとバンクしたがスリップ転倒してしまった)。マフラーから出火したため、エスパルガロ選手は避難した。特に被害なし。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは20位。昨日、やる気がなさそうに見えたが…。
12位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは13位(2022年はKTMテック3所属)。
※マシンからの発熱を抑えるため、カウルから燃料タンクまで届くエアダクトが導入され、ライダー側が換気されるようになった。インドGPで一時試用されたが、その後は却下されていた。
★KTM
9位ポル・エスパルガロ(GASGASテック3、2022年はホンダファクトリー所属)。2月のセパンテストでもKTM勢トップだった。2台のマシンは仕様が異なり、一方はセパンテスト仕様で、もう一方は最新版(※KTM側の開発方針を定めるため)。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは10位(2022年モト2チャンピオン)。
11位ジャック・ミラー(KTMファクトリー、2022年はドゥカティファクトリー所属)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは18位。バニャイア同様、金曜午前セッションではタイムを重視せず。
★ホンダ
17位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。木曜会見で「今回は厳しいだろう」と言っていた。
チームメイトのジョアン・ミールは19位(2022年はスズキファクトリー所属)。
21位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのイケル・レクオナは23位(SBKフル参戦中)。最下位。アレックス・リンスの代役。
※ホンダ勢は最悪スタートとなってしまった。
『2023 マレーシアGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
マーヴェリック・ヴィニャーレスは20位。昨日、やる気がなさそうに見えたが…
なぁぜなぁぜ?
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは20位。昨日、やる気がなさそうに見えたが
KTMからクレームついた件でオコ?