『プーチ:ホンダがダッリーニャ引き抜きを計ったのは、マルケス説得のため』
★最近、ホンダのアルベルト・プーチ氏が英サイト『Crash.net』のインタビューで、現在のホンダ苦戦について次のように話した。
【ホンダは、ジジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・ゼネラルディレクター)を引き抜こうとしていたそうで…】
「そう言う話し合いはあったが…どちらかと言うと、マルク・マルケスを(ホンダ継続に向けて)説得するためと言ったものでしたね。」
【ダッリーニャ氏が断ったのは、ホンダ側が自由に開発をさせない可能性があると危惧したから?】
「そうした点に関し、特に具体的な話はなかったですね…各選択肢はいまだ検討中のものであり、複数の選択肢に対してオープンな姿勢でいますから。
特定の個人にだけ目を向けているわけではなく、技術コンサルタント企業など…最良案が得られそうな可能性に対し、オープンな姿勢ですからね。」
【2024年から優遇措置(コンセッション)が適用されるが、ホンダは復活できそう?】
「これまでの歴史を見る限り、どのメーカーも現在の我々のような時期を経験してきてますからね。
ホンダ自体、過去に厳しい時期を体験しているのだし、その一方で、『ホンダのエンジンでなければ、何も望めはしない』と言う時期も経てきてますから。
競争世界においては同じ状況がずっと続くこともなければ、どんどん飛躍的に上昇なり下降なりしていくこともないんですよ。
ドゥカティも参戦し始めた際は、何の結果も出せず…そうした状態で何年も続けていたことがあったでしょ。優遇措置だって受けていたじゃないですか。
好リザルトを出せずにいることは芳しくないが、しかし、それに対処できずにいることの方が酷いでしょ。
ホンダは、現在、対処しようと動いているところですから…手も足も出せずにいるわけではありませんよ。」
★なお、昨年12月にF1業界から離脱したダヴィデ・ブリヴィオ氏(ヤマハおよびスズキの元チームマネージャー)の去就が注目されており、現在、ホンダかヤマハへの加入が取り沙汰されている。
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Twitter)
プーチ退任の可能性については、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
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