MotoGP

マルク・マルケス『いつか後悔するかもしれない決断を、僕はした』

『マルケス:いつか後悔するかもしれない決断を、僕はした』

★先日、スペイン『DAZN』でマルク・マルケスとフェルナンド・アロンソの対談形式によるドキュメンタリーが放映され、これまでのキャリアについて様々な側面から語られた。

★マルケス選手が次のように話した。

【この間のセパンテストについては?】
「初日が大変でした。2日目はかなり走り込んで作業をし、タイムアタックは最終日にしました。
徐々に感触は良くなってるけど、いまだに操縦が固すぎるんですよね。」

【ファクトリーチームとは作業内容が違う?】
「ファクトリーの場合、試さなければならないものが大量にあるじゃないですか。その一方で、どんな操縦をすべきかを理解しなければならないし。
マシン開発に向けて集中し、正確なコメントを出していかなければならないんですよ。
今はそう言う状況ではなく、基本的に『どう操縦するか?』に集中してます。
とにかく、あのホンダなわけだから…あのホンダHRCなんですからね。
僕の中では、彼らに対する大きな敬意が育まれてますから。
ホンダHRCはファクトリーチームだし、グレジーニはプライベートチームで…アットホームな感じなんですよ。
ただ、トップ争いをしようと思ったら、どちらの場合も進むべき道は同じですけどね。
とにかく、全てをきちんと整えていかなければならないんです。」

【タイトル獲得を目指せそう?】
「僕が別メーカーに移籍したことで、かなり盛り上がってる人達がいて…そう言う人達から、『タイトルが取れるね!』って言われるんですよ。
だから、僕はこう答えてるんです…『もう2年もレース優勝をしてないんだから、タイトル獲得なんて考えられないでしょ』って。
きちんと築いていかないとね…家を建てる時、屋根から作り始めたりはしないんだから。」

【貴方は昨年の夏、移籍と言う大きな決断をしたわけだが…】
「もしかしたら、いつか後悔するかもしれないような…そんな決断をしなければならない年だったんです。
でも、考えに考え抜いたことであり、どんな決断も勢いでしたわけじゃないから。」

【現在、トップに君臨するのはバニャイア&マルティン選手だが…】
「倒すべき相手ですよね…去年、よりバランスの取れたシーズンを送っていた2人なんだから。
ペッコ(バニャイア)は安定感と各種状況の乗り切り方が、マルティンはスピード面が優れているから。」

【ところで、ヴァレンティーノ・ロッシとは和解できそう?】
「僕は彼に立ち向かい、そして、勝ったり負けたりすると言う幸運に恵まれました。
一緒にトラックを走り、彼から学ばせてもらい…素晴らしい年月でした。
また以前のように話せるようになるかは…僕がどうこうできることじゃないですよね。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Twitter )

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