『モルビデッリ、感謝の公開書簡：ロッシが僕の夢を叶えてくれた』
★フランコ・モルビデッリ（29才、ドゥカティプラマック、VR46ライダーズアカデミー）は今年1月末のプライベートテストで負傷し、その後の公式テストには2回とも参加できなかった。
★ヴァレンティーノ・ロッシ率いるVR46ライダーズアカデミーは2014年に創設され、第一期生であるモルビデッリ選手は2017年にモト2タイトルを獲得し、同アカデミーの初チャンピオンライダーとなった。
★モルビデッリ選手は2020年にヤマハのプライベート機でモトGP総合2位を獲得したものの、2021年以降はケガやマシンのパフォーマンス不足により低迷している。
2024年はドゥカティプラマックから最新ファクトリー機で参戦する。
★先日、モルビデッリ選手がモトGP公式サイト動画で、低迷期を支えてくれているロッシ元選手へ感謝の手紙を読み上げた。
★モルビデッリ選手の感謝の手紙。
《チャオ、ヴァレ。
子供の頃、貴方は僕のヒーローで、10代の頃は友人となり、現在は僕の人生の支柱になってくれています。
出会ったばかりの頃の僕は、オートバイに乗るのが大好きな少年で…いつかモトGP選手になるのを夢見ていました。
ただの趣味がきちんとした仕事になったのは、貴方が豊富な経験をシェアしてくれたお陰です。
そこから色々なことが起きて…素晴らしかったです。
アカデミーの第一期生となった時、貴方は僕がモトGP選手になれるようサポートしてくれましたね。
貴方に出会えたことを心から感謝します…僕がどこの馬の骨か分からない存在だった時、僕の人生に貴方が登場し、僕のことを信じ、僕をプロの二輪レーサーにしてくれたんです。
僕の人生で夢が実現するよう、貴方は貴方の役割を果たしてくれたんです。
僕を信じてくれ、サポートしてくれたことに感謝します。
サーキットの中でも外でも、貴方はいつだって世界一偉大な人物です…本当にありがとう。》
（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Corse di moto』）
師匠への感謝と同時に結果が求められる。
ヤマハワークス時代の不審を払拭しないと後がないポジション。プレッシャーはかなりあると思う。
不審？
ハーフは純血じゃないから、世界中で差別されますよね…
ヴァレ氏は世界中にファンや知り合いがいるから何の偏見もなく接してくれたんでしょう。
いやぁ～、ヴァレ氏は色んな意味でみんなのヒーローですね。