MotoGP

2024カタールGP【モトGP:決勝リザルト&トピックス】

『2024 カタールGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』

★3月10日(日)、カタールGP モトGPクラスの決勝が行われた。

★上位10名はドゥカティ6名、KTM2名、アプリリア2名。

★総合順位は以下のとおり。

首位バニャイア(31ポイント)、2位ビンダー(−2ポイント)、3位マルティン(−3ポイント)、4位マルク・マルケス(−13ポイント)、5位バスティアニーニ(−16ポイント)

★ドゥカティ

首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2連覇チャンピオン)。モトGP決勝で19勝目。超好スタートを切り、コーナー2ヶ所で5位から2位まで追い上げ、第4コーナーで首位に立ち、そのまま全周回を走りきった。後続とのギャップは当初は0.2秒前後、最後は1.5秒。全周回を52秒後半から53秒前半で走行。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは5位。

3位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。レース中盤以降は、ビンダー選手と2位争いを繰り広げた。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは18位(昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。

4位マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ、昨年はホンダファクトリー)。ドゥカティ機2023年版を使用してる選手の中でトップ。
チームメイトのアレックス・マルケスは6位。

7位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46、昨年はドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは14位(VR46ライダーズアカデミー)。

★KTM

2位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。レース中盤以降は、マルティン選手と2位争いを繰り広げた。
チームメイトのジャック・ミラーは21位。第2ラップで転倒し、レースに戻った。最下位。

9位ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、2023年モト2チャンピオン)。ルーキー。決勝初陣ながら第12ラップでマルク・マルケスを抜いて4位に立ったが、終盤、後退していった。ファーステストラップ首位を記録(1.52.657)。なお、モトGPでの最年少ファーステストラップ記録を更新した(※これまでは2019年のクアルタラロー)。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは17位。

★アプリリア

8位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。最悪スタート後、常に10位前後を走行していた。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは10位。

15位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスはリタイア。

★ヤマハ

11位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。日本メーカー勢トップ。
チームメイトのアレックス・リンスは16位(昨年はホンダLCR)。

★ホンダ

12位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR、昨年はドゥカティプラマック)。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは19位。

13位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは20位(ホンダファクトリー、昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟)。大苦戦。メーカーメイトのナカガミ選手と約16秒差、ザルコ&ミール選手と24秒差。転倒から再スタートしたミラー選手にまで抜かれ、7周回ほど最下位となっていた。

『2024 カタールGP モトGP 決勝リザルト』



『2024 カタールGP モトGP 総合順位』




(Photo:Motogp.com

POSTED COMMENT

  1. うに より:

    スプリントの不具合を解消? しての圧勝。
    本当に解消出来たのか、混戦だと不安なので、逃げに出て上手くいったのか? まぁ今後分かるでしょう。

    スプリントがマルティンで、本戦バニャイアだと去年と同じなんで、違う展開に期待ですね。

    マルケスとアコスタが絡んで来ると面白そうだけど、どうなっていくか。

    アプリリアはコレだからね。FPや予選で速くてもいまいち脅威に感じない。

    ヤマハは何か一つハマればいけると思うんだけど、
    クアルタラロも良いとは言えないけど、状況からしたら11位は悪くない。

  2. クロップForever より:

    本当にただ、そこにいるだけの人になってしまったな中上。

  3. テック21 より:

    カタールは特殊なので一概には言えないと思うけど、欧州と日本メーカーの差は縮まるどころか広がっている。Q2に進んだ選手の全員のタイムがコースレコードとは。。 技術的な大きな変革店が来ていて、それに乗っている欧州勢の進歩が加速、一方、日本メーカーは何らかの理由でその波に乗れていない。 まだ一戦だけどマルケスは良い選択をした。

  4. hide より:

    シーズンオフに必死に開発した筈のHONDA,YAMAHAだけど、今回の結果だけ見れば1周1秒遅い訳で、全然レースにならないよね。
    コンセッション受けるなんて屈辱だと思っていたけど、優遇措置受けても追いつけるのか不安になってきた。
    夏までにせめて5位争いは出来るようになって欲しいな。

  5. TBN より:

    正直ホンダやヤマハにムダな枠与えるならライダーのためにも
    ドゥカティやKTM,アプリリアのマシン増やしたほうがいいよ
    新規メーカーならBMWやMVアグスタ(エンジンはKTMだけど)を呼び込んだらいいし
    それかスズキのように一度撤退して全く新しいマシン作って再参戦の方がいい
    今季いっぱいで撤退して新レギュスタートに再参戦とかさ

  6. maxtu より:

    ペッコは勝負所がわかっていたね
    序盤でビンダー、マルティンを交わしてからトップを譲ってないはず
    ビンダーとマルティンの抜き合いはペッコの思う壺

    マルケスとアコスタがオーバーテイクを度々見せてくれて今年の GPは神経戦じゃなく面白くなりそう

    ファビオは我慢のレースだったけど今は少しでも多くの実戦データを残し、テストでトライ&エラーすることだと思う
    YAMAHAは契約交渉のリミットまで方向性を示すしか無いな

  7. へほへも より:

    予選も含みでシミュレーションして決勝で結果出す
    バニャイアのやり方はロッシに似てる。さすが弟子
    しかしアコスタ…マルケスの記録も抜く可能性しっかり見せてくれたし、来年には確実にタイトル争いしてそう。

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