MotoGP

ダッリーニャ評:バニャイア、バスティアニーニ、マルケス、マルティン

『ダッリーニャ評:バニャイア、バスティアニーニ、マルケス、マルティン』

★4月12〜14日、アメリカズGPが行われた。

★同GP後のドゥカティ選手の総合順位は以下のとおり。

首位ホルヘ・マルティン(80ポイント、スプリント3位、決勝4位)
2位エネア・バスティアニーニ(59ポイント、スプリント6位、決勝3位)
5位フランチェスコ・バニャイア(ポイント、スプリント8位、決勝5位)
8位マルク・マルケス(36ポイント、スプリント2位、決勝リタイア)
9位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(25ポイント、スプリントはリタイア、決勝6位)
11位マルコ・ベッツェッキ(20ポイント、スプリント13位、決勝8位)
13位アレックス・マルケス(14ポイント、スプリント14位、決勝15位)
22位フランコ・モルビデッリ(0ポイント、スプリント10位、決勝リタイア)

★上位4選手について、ドゥカティのジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)が次のように評した。

エネア・バスティアニーニ(ドゥカティファクトリー)について
「エネアにとっては貴重な表彰台でしたね…レースを重ねるにつれ、徐々に以前の安定感を取り戻し、主力選手の1人だと言うことを証明してますよ。
今回の決勝ではドゥカティ勢トップとなり…スタートはいまいちだったものの、その後、伸びてゆき、現在は総合2位に就いてます。
必要とされていたのは確固とした継続力であり、今回は正しい方向へのさらなる一歩となりました。」

フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)について
「エネアとは異なり、ペッコは決勝の序盤3分の1は好調でしたが…その後、ペースが落ちてゆき、5位確保のために守りの走りをするしかなかったわけでね。もちろん、満足できる順位ではないでしょう。
スプリントも決勝も表彰台に上がれず、不漁レースでした。これはこれとして、次回に目を向けるべきでしょう。」

ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)について
「ホルヘもまた、極めてポジティブな週末とはいきませんでした。ただ、貴重なポイントを稼いでましたからね…おかげで総合首位を維持できました。」

マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)について
「転倒してしまったとは言え、マルクは並外れたレース読解力を披露し、わずかとは言え、首位にも立ちました。
スキルと経験値の高さにおいて、今回は多くを物語ってくれましたよ。そのうえ、強い意志と熱意も見せてくれました。」

★なお、今回のアメリカズGP決勝ではドゥカティ勢トップが3位しか獲得できず、昨今のモトGPにおいては異例の事態となった。
同結果について、ダッリーニャ氏が次のように話した。

「シーズンは長く困難なものであり、誰であれ浮き沈みがあるものです。
ドゥカティとしては選手陣が実力を100%発揮できるよう、最善を尽くしていかなければなりません。
と言うわけで、次回のミケーレ・ピッロ(テストライダー)によるバルセロナテストは、大変重要なものとなるでしょう。
同テストではマシンセッティングの改良をいくつか試す予定です。
その後、ヘレスGP翌日のテストにおいて、正規選手らに確認をしてもらいます。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)

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