MotoGP

マルク・マルケス『去就を決める際の優先順位は?』

『マルケス:去就を決める際の優先順位は?』

★5月10〜12日、フランスGP(ル・マン)が行われる。

★マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)の一番の長所は、言い訳をしないことである。少なくとも、公の場では決してしない。
今回の木曜会見で『ドゥカティ機の2023年版と2024年版の違い』について訊かれた際も、言い訳はしなかった。
(※2024年版を使用しているのはファクトリー&プラマックの4選手のみで、あとのドゥカティ選手は2023年版である。)

★9日、木曜会見でのマルケス選手のコメント。

【ドゥカティ機の2023/2024年版の違いは?】
「かなり小さいです。後ろに付いて観察した限り、ほとんど同じだと思いますね。
2024年版に乗ってる選手に訊いた方が良いんじゃないんですか…(隣に座っているバニャイア&マルティン選手を指して)2人とも両方のマシンを経験してるんだから。
とにかく、然るべき操縦をすれば、勝負には出られますよ。(グレジーニ移籍を)決めた時、使えるマシンについては納得してたんで…僕は問題ないですけど。」

【前回のヘレス戦については?】
「あの表彰台は格別でしたね…これまでのことを思うと特に。
特に物凄いレースってわけではないけど、これまで色々と大変だったし、ドライレースでの表彰台は久しぶりだから…本当に格別でした。
チャンピオンライダーであるバニャイアとの対決も素晴らしかったし…あんなに速い走りができたのは久しぶりですよ。
でも、あくまでも初めの一歩に過ぎないんで…今後、苦手なトラックも巡ってくるから。とは言え、あの2人(バニャイア&マルティン)と戦えるのは嬉しいですよ…去年、タイトル争いをしていた選手なんだから。」
(※ちなみに今回はグレジーニチームにとって、100回目のモトGP参戦となる。)

【2025年に向けての去就については?】
「マルティンの方が僕よりドゥカティ歴がずっと長いし、僕はこれまで特殊な状況でしたから…。
今シーズンに関しては、僕ははっきりとした計画を立ててるんですよ…速さと自信を取り戻すことです。
そうやって頑張っていけば、2025年や2026年に向けて違った目標を持てるだろうし…タイトル争いをしたいと思ってるんで。そのためには、出来るだけ新しいマテリアルが使えないとね。
自分の戦闘力が上がれば上がるほど、将来についての選択肢は増えますからね。」

【貴方が選択する際の優先順位は?】
「勝てるかどうかです。勝つための方法は幾通りもあるのだから、全てのオプションをきちんと検証してみないとね。」

【先日、2027年からの新レギュレーションが公表されたが…】
「僕の場合は、2027年にどこに所属しているかが分からないんで…。
まぁ、いくつか制限がかかるようだけど、選手にとってはOKなんじゃないんですか…以前より(選手の技能によって)差をつけていけるんだから。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

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