MotoGP

ブラドルその1:ホンダのモトGP開発の現状を説明

『ブラドルその1:ホンダのモトGP開発の現状を説明』

ステファン・ブラドル(34才、ホンダテストライダー)は2018年よりホンダのモトGPテストライダーを務めている。

★ブラドルテストライダーは、ホンダと2年の契約更改(2025/2026年)の口頭合意に至っている。
ホンダ側はブラドルテストライダーの負担を軽減しようと、2025年よりアレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)をテストライダーとして加入させる。

★ちなみにブラドルテストライダーは今年の8月9日に、以前から婚約していたヤナ嬢と結婚する。

★2024年のモトGPは7GPが終了し、ホンダ勢の総合順位は以下のとおりである。

18位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー、-158ポイント)
19位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR、-162ポイント)
21位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR、-163ポイント)
23位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、-171ポイント)

★2022年にブラドルテストライダーが、ホンダ機の状況について次のように説明していた。

【ミシュランがリアの新ソフトタイヤを導入したが、ホンダはそれをフル活用できずにいるそうで…】
「ライバルメーカーは新タイヤのグリップをフル活用してるんですが、うちは80%程度なんですよ。
金曜セッションや予選の1周タイムで苦戦してしまうのは、そのせいなんです。
グリッド順位が後方になってしまうものだから、レース本番にも影響してしまうんですよ。」

★最近、ブラドルテストライダーがホンダのマシン開発の現状について、次のように説明した。

【マルク・マルケスがいた当時は、他の選手らがマルケス好みに作られたマシンを乗りこなせずにいたが、同選手が離脱した今、ホンダ機はどう言う状況なの?】
「ウィングのせいで、マシンの適切なバランスが見つけにくくなっているんですよ…それでタイヤをフル活用できずにいるんです。
その分野において、ホンダ機は強みを失ってしまい…そして、最大の弱点はリアのトラクション不足なんです。それで、フロントへの過荷重でタイムを稼ぐしか道がないんですよ。
ところが、各ウィングのせいで、フロントタイヤの感触が以前のようには伝わってこないんです…以前はエアロダイナミクスが、これほど勝負を左右してなかったから。
(ウィングのせいで)乱気流が起き、また、先行機のせいで気流が乱れてしまい…フロントの感触がどんどん掴めなくなっているんです。
エアロダイナミクスによって、どこまでスピードを出せるかが決まり…下降デバイスの影響も以前より大きくなってるんです。
そのため、選手自身の力量で差をつけていくと言うことが、どんどん難しくなってるんですよ。」

【ホンダファクトリーが優勝したのは、2021年10月のミザノ戦が最後だが…今後は経験豊かなヨハン・ザルコ(ホンダLCR)が、マシン開発に貢献しそう?】
「正規選手4名全員が開発を担っています。ホンダLCRチームも以前より、対策リサーチに関わってますしね。
4選手の意見を聞く時、(ホンダ側は)全員に同じ対応をしています…エンジニア陣は、全員の意見に耳を傾けているんですよ。
各マテリアルや最新の技術アップデートについて、全員に同じものを供給しようとしているんです。ただ、選手それぞれに、いくつかの指示を与えていて…それはリザルト改善のプロセスを、スピードアップさせたいからのようです。2チーム、4選手の間で作業を分担させているんですよ。2チーム間のコラボ関係も良くなりましたよ。
ただ、僕らライダーは特定のフィードバックを出すとか、どこが弱いかを説明することしかできませんからね。
ザルコとナカガミは日本人サイドに情報を提供できるし、最終的に彼らが然るべき結論を導き出し、もっと速く走れるような解決策を探る役目なんですから。」

[ 後半に続く ]

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. テック21 より:

    ほー、なるほど。確かに移籍初年でこの活躍は注目に値するが、実にホンダらしい引き抜きだ。密かにありな気がするのさ自分だけでしょうか? これからは27年以降の新レギュレーションを睨んでの開発、そして、ライダー選びなのでありだよね。SBKのチャンピオンは既に取っているので、更なる高みと言う意味ではあり。だが、今のホンダに乗るか。。だね。話題性も十分。 現状は、「ホンダは復活出来るのだろうか?」と心配になるレベルなので頑張って欲しい。

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