『多重クラッシュまとめ:2024 マレーシアGP』
★11月3日(日)、マレーシアGPのモトGP決勝、第1ラップの第2コーナーでビンダー/クアルタラロー/ミラーによる多重クラッシュが発生し、レッドフラッグによりレースが中断された。
★事故の経緯は以下のとおり。
スタート直後、第1コーナー入口でビンダーが弟マルケスに接触し、クアルタラローとミラーを巻き込んだ多重クラッシュとなった。
クアルタラローの後輪が倒れたミラーの頭部に接触し、また、ミールが事故現場を通過する際にミラーの両足を轢いてしまった。
★KTMのフランチェスコ・グイドッティ(チームマネージャー)のコメント。
「映像からは経緯が分かりにくいんですが…どうやらビンダーがかなりイン側にいたようで、前の選手と接触してしまったようなんです…多分、アレックス・マルケスだと思うんですが。
それで(ビンダーが)マシンを起こしたところ、クアルタラローにぶつかり…クアルタラローはミラーにぶつかったと言うわけです。
まさにドミノ倒し状態となり…まぁ、レースインシデントと言うことですね。誰も処罰の対象にはならないと思いますよ。
ミラーも『どこも痛くない』と言ってたし、その後の精密検査でも深刻なケガはなかったんで…そこが一番重要でしょう。」
A dramatic opening lap before the race was red-flagged 🚩🤯
As @PeccoBagnaia & @88jorgemartin went head-to-head, @FabioQ20, @jackmilleraus and @BradBinder_33 were involved in a big crash at T2 💥
Thankfully they walked away from it relatively unscathed 🙏#MalaysianGP 🇲🇾 pic.twitter.com/HguHkvkJ6j
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) November 3, 2024
★事故直後、ジャック・ミラー(KTMファクトリー)が倒れたまま動かなかったのでメディカルセンターに救急搬送されたが、深刻なケガはなく、自分で歩いてピットボックスへ戻った。
ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)は左肩に打撲を負い、痛みが酷かったため中断後のレースには参戦しなかった。
ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)は中断後のレースにセカンドマシンで参戦し、6位でゴールした。
★ジャック・ミラー(KTMファクトリー)のコメント。
「今日、自分の足で歩いて帰れるなんて…本当にツイてましたよ。
応援メッセージを送ってくれた皆さんに感謝します。あと、僕をしっかり守ってくれた『Alpinestars』にも感謝します。」
★ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)のコメント。
「まず第一に、ジャックがパドック内を歩いてるのを見た時、本当に本当に嬉しかったです。
実のところ、(多重クラッシュについては)あまり良く覚えてないんです…僕もぶつかっていったわけだから、何がどうなったのか良く分からなくって。
唯一、覚えてるのは、イン側から誰かがぶつかってきて…その直後、リアタイヤに何か当たって動かなくなったことだけなんですが…振り返って、見てみたら…ジャックの頭だったんです。
その瞬間、僕も転倒して転がっていきました。」
★ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)のコメント。
「本当にギョッっとしました…ちょうど目の前にミラーが倒れて…どうすることもできなくって…そのまま両足を轢いてしまいました。
その後、救急車や医療スタッフがやって来て、レッドフラッグが出され…僕は怖くて、怖くて。
しばらくして、『ミラーは大丈夫だ』って教えられ、レース後にはピットボックスを訪ねました…具合を訊きたくって。特に両足は大丈夫なのかって。
そうしたら、『アザができただけだよ』って言うから、2人で大笑いして…とても嬉しかったです。物凄く心配してたんで。」
★アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)のコメント。
「兄に抜かれ、自分の走行ラインを走りつつ…(事故直前は)コーナーにいました。
そうしたら突然、誰かとぶつかった衝撃を感じて…多分、ビンダーがコントロールを失い、事故を引き起こしたのでしょう。とは言え、どうすることもできなかったんでしょうけどね。
コントロールするなんて不可能だっただろうから。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
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>KTMのフランチェスコ・グイドッティ(チームマネージャー)のコメント。
「前略…ビンダーがかなりイン側にいたようで…中略…マシンを起こしたところ、クアルタラローにぶつかり…
映像観てたら
ビンダー→アレックス→ミラーコーナー超えて吹っ飛ぶ→クアルタラロ
の順ですが…ビンダーのいつもの強引なパッシングが起点であとは巻き込まれただけでしょう。
ビンダーと兄マルケスはインからぶつけるの多過ぎでペナルティ少な過ぎ。
クアルタラロは何回レース潰されたか…
スタート直後の無理なパッシングにはもっと厳格に査定するべき
とにかく今回のアクシデントで欠場する程の怪我人が出なかったのは不幸中の幸い。スタートは皆が高順位を狙い、前だったり中盤や後方の何処でもこう言う雪崩式クラッシュやミサイル式クラッシュが多発するから選手も大変。
後方のエアロパーツだけでも後続者に負担にならないみたいなレギュレーションが良い。
日テレの解説者は救急車は呼んだだけみたいな事言ってたけど
結局ミラー救急車で運ばれたんだよね。
まあ無事で良かったけど
ミラーは怪我に強いねぇ
リンスはすぐ欠場になってるイメージ
ワシはビンダーが再スタートを棄権したのはチームメイトのミラーが亡くなったからだと思いました。