『ロマニョーリ:ファクトリー落選が吹っ切れてから、マルティンはやる気が爆上がりした』
★11月17日(日)、バルセロナGPのモトGPクラスでホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)が、決勝3位だった。今季タイトルを獲得した(508ポイント)。
★決勝後、マルティン選手のチーフメカニックを務めるダニエレ・ロマニョーリ(※ニックネームは『レーダー』)が、イタリア『SKY』のインタビューで次のように話した。
【遂に、マルティン選手がモトGPタイトルを獲得し…】
「去年も強い走りをしてたが、あいにく、タイトルは取れなかったんですよね。
まぁ、今年はレース優勝は多くはなかったかもしれないが、シーズンを通して上手くマネージメントできました。結局、それが大きく影響したでしょ。」
【初対面の時のマルティン選手の印象は…?】
「マレーシアやカタールでの冬季テストの時から、他の選手とは違う感じでした。まだ本当に若くて…とは言え、学習スピードは速かったですね。
ルーキーの年に早々に表彰台に上がり、その後、優勝も獲得し…本当に物凄かったですよ。『いずれ世界チャンピオンになるかも…』って、私の中では分かってました。」
【ドゥカティファクトリーに昇格できなかった時、マルティン選手はどんな感じだったの?】
「ムカついてましたねぇ…2年前と同じ状態になってました。
ああ言う不安定な状況だと、調子も狂うじゃないですか…ただ、吹っ切れてからはタイトル獲得に向け、モチベーションが爆上がりしてました。実際、そんな感じだったでしょ。」
【今シーズン中、何回かあったが…ドゥカティファクトリーとは異なるタイヤ選択をしていたようで…】
「うちは守りのチョイスでしたね…リアをミディアムにして、去年のオーストラリアみたいにならないよう…きっちりかっちり走りきれるよう、安全なチョイスにしたんです。
まぁ、ファクトリーとは別の道を進むことも時にはあったんですが…今回は上手くいきました。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
(2024/12/09 04:38:31時点 Amazon調べ-詳細)
ドゥカティファクトリーに一泡吹かせられたのは、外から見ている者にとっても痛快でした。
改めてホルへ、おめでとう!
アプリリアでゼッケンNo.1を付けるのは格好いい。
プライベートでは、アレイシからのマシンアドバイスも特に最初は参考になるだろう。
チームにも直ぐ溶け込みそうだし、後はマシン次第 特に熱対策の問題は乗り越えて欲しい。
欧州情勢は厳しいが、燃料メーカーだけでも付いているか知らないが付いて欲しい。とにかくスポンサーが付いて欲しい。
マルティンおばあちゃんとの2ショット。良い写真。
厳しい世界のグランプリの中で、グランドマザーの存在なんか見ると、和むし心強く感じるわ。
マルティンも少なからず心落ち着いて走れたんじゃないかな。日本だとサーキットにお婆ちゃんが孫のレースを見に来るとか考えられない。文化の違いなんだろうな。