『タルドッツィ:バニャイア&マルケスは、近年なかったようなハイレベルチームになる』
★11月19日、バルセロナサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★同テストでのドゥカティ選手のリザルトは以下のとおりである。
首位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)
3位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)
4位マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)
7位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46)
19位ミケーレ・ピッロ(ドゥカティVR46、ファビオ・ディ・ジャンナントニオ代役)
20位フェルミン・アルデゲル(ドゥカティグレジーニ、ルーキー)
★2024年にドゥカティ機で総合優勝したホルヘ・マルティンは、2025年よりアプリリア機で参戦する。
そして、マルティン選手とファクトリーシートを賭けて戦い、勝ち取ったマルク・マルケスへの注目が高まっている。
★ドゥカティのダヴィデ・タルドッツィ(チームマネージャー)が、西サイト『AS』のインタビューで次のように話した。
【ドゥカティファクトリーにマルケス選手が入ってきたが…】
「偉大な選手だと思ってます…人としても素晴らしいですからね。
マルクはアインシュタインでもないし、一国の首相でもないが…一歩先をゆくタイプの人間なんですよ。」
【2025年からバニャイア&マルケスのコンビとなるわけで…】
「近年、これほどのレベルのチームはなかったんじゃないんですか。」
【いや、ロッシ&ロレンソ組やマルケス&ロレンソ組があったでしょ…】
「今後、うちが出すような結果は…出してこなかったでしょうね。これから、うちはかなり楽しめると思うんですよ…その点は確かでしょうね。」
★ドゥカティのマウロ・グラッシーリ(スポーツディレクター)が、西サイト『Marca』のインタビューで次のように話した。
【19日の公式テストで、マルケス選手はどうだった?】
「初出走の後、ピットボックスに戻ってきた時の開口一番が『このマシン、良いね』だったんですよ。こっちはホッとしましたね。」
【マルティン選手がドゥカティから離脱したことは…?】
「容易に決められないことと言うのはあるもので…ただ、そう言うのもスポーツの一部ですからね。」
★マルケス選手のマネージャーを務めるハイメ・マルティネスが次のように話した。
【マルケス&バニャイア選手は上手くやっていけそう?】
「2人で話してるのを見ましたよ…(マシンの)感触を話し合っていたようです。2人とも同意見だったようでね。
2人ともプロですからね…2人でマシン開発に貢献し、チームのためになってくれたらと願ってます。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
バニャイアが同じマシンのマルクに勝ってチャンピオンになれば名実ともに正真正銘のチャンピオンと誰もが認める。
そそ、ペッコを倒してチャンピオンになればドゥカティ首脳陣がマルケスのレベルを考えての起用したと証明される。
チャンピオンになれなければ、技量ではなく商業目的の起用って事。
答え合わせは来年の11月ですね。
24年シーズンを見ると、ペッコに先人の強みがある様に見えるけども…お互いデータの共有はできるからな。マシンが一緒なら、あとは二人が持ち合わせてる自身のセンシング能力に寄るよな。