『マルケス：今年は最高…ブーイングと歓声が半々だから！』
★6月21日（土）、イタリアGPのモトGPクラスでマルク・マルケス（ドゥカティファクトリー）が、予選首位、スプリント首位だった。
★スプリント後の会見で、マルク選手が次のように話した。
【今回の土曜セッションについては？】
「超嬉しいです…数字は正直ですからね。弟アレックスとペッコ（バニャイア）が非常に速かったんで、今回のスプリントはちょっと大変だったんですよ。
できるだけポイントをロスしないって言うのが目標で…ここまで、あの2人よりも稼いではきてるけど、とにかく、明日の決勝が一番重要でしょうね。
ここムジェッロでドゥカティファクトリー選手として、PPやスプリント優勝を獲得できるなんて素晴らしいですよ…でも、とにかく明日の方が重要だから。
表彰台を目指します…優勝じゃなく、とにかく表彰台を目指します。」
【優勝して歓声も大きかったが、ブーイングも出ていたようで…】
「今年は最高ですよ…ブーイングと歓声が半々だったんで。歓声を送ってくれた皆さんは、僕の追い上げを楽しんでくれたのでしょうね。明日もまた頑張りますよ。」
【スタート直前にトラブっていたようで…】
「ローンチコントロールでミスをしてしまって…作動させておいたのに、デスプレイのメッセージを勘違いして解除してしまったんですよ。
スタートランプがもう点いていたのに、アクセルを開いたら回転数が高すぎたんで、解除されてることに気づき…それで、アクセルを閉じて、もう一度作動させ、ちょっと遅れてスタートしたと言うわけです。
重大ミスになってたかもしれないのに、上手くカバーできたって感じですかね。」
【明日の決勝に向けては？】
「まず第一に、好スタートを目指します…あと、リアタイヤのベストチョイスを突き止めないと。どちらもけっこう似たような感じなんで、選択肢が多いのは良いことですけどね。
弟とペッコがけっこう速いだろうから、あの2人に付いていけると良いんですが。」
【今回のバニャイア選手については？】
「まだ決勝が終わってませんからね…スプリントのペッコは全速力で爆走しないじゃないですか。理由は分からないけど、とにかく、決勝の方が余力がある感じでね。
全部終わってみないことにはね…でも、今週末はグッと伸びてるから。とにかく、明日の懸念事項は弟の方なんで…もしペッコが優勝しそうでも放置します。
とにかく、現在、総合2位の選手にポイントをできるだけ取られないようにしないとね。」
（参照サイト：『Moto.it』）
（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）
