『モルビデッリ:タイトル争いに加わったなら、それ以上のことを望むのは当然…』
★10月25日(日)、テルエルGP決勝戦でフランコ・モルビデッリ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が優勝した。
★土曜予選後、モルビデッリ選手は次のように話していた。
「(明日のレースは)ミザノ1戦目の時のように、リスクを負っていかないと。あの時は上手く持って行けましたからね。」
★日曜決勝戦後のモルビデッリ選手のコメント。
「これまでの人生で一番良いレースになりました。アグレッシブにならなければと思い、強いスタートを切ったものの、第1コーナーでナカガミに引っかかってしまって(※接触があった)。
その後、彼が転倒し、僕は自由に走れるようになって…『とにかく、最後まで全力を尽くさないと』って思ってましたね。
この3日間、実に上手いこと作業ができ、タイヤの保ちに関しては深く確信してました。最初から最後まで強い走りができたものの、最終ラップではちょっと苦しくって…まぁ、当然、他の選手もそうだったんでしょうけどね。
ラスト4周まではプッシュしまくって、それ以降は上手くコントロールするようにしてました。今回の勝利は、ラモン(フォルカーダ、チーフメカニック)や他のメカニックらチーム全員と創り上げたものです。昨日は夜の10時まで、まだ何か改善できないものか…どうしたらタイヤを保たせられるかを探ってたんです。本当に感謝してます。」
【T4セクターが最強で…フォルカーダチーフメカニックによれば、モルビデッリ選手はライディングスタイルを変えていたとか…】
「第14〜15コーナーを本当に上手く走ることができて…アラゴン1戦目の時は、そこが苦手だったんですけどね。
あの辺を改善すべく、けっこう努力したんですよ。」
【総合4位となったわけだが…】
「ラスト3戦と言うところで、総合4位になるとは思ってなかったですねぇ。モトGPクラスだって思うと、ビッグリザルトだと思います。とにかく、モトGP参戦が子供の頃からの夢だったんで。しかも、去年も見ていた夢でもあるし…。それが、いまや現実となるなんてねぇ。タイトル争いに加わったのなら、それ以上のことを望むのは当然ですね。
でも、チャンピオンシップのことは考えず、トラックに出たら自分なりの好結果を出すことだけを考えます。」
(参照サイト:『Moto.it』)
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フォルカーダ翁があんなに喜んだ姿ってめったにないかも.
ビニャーレス件から内心秘めたものがありましょう.
職人モルビドおめでとう.
当初はヤマハ苦戦の予想が・・・終わってみればフランコ優勝とは。
今季は終わってみないと、優勝者(車)も年間王者も分からなそう。
二週目ではきっちり合わせ込んできましたね。
レース後のコメントも冷静で決勝に照準を合わせたマシン作りを、より意識していたのでしょう。
師匠のロッシが手放しで喜んでる顔が浮かびます。