『マルティン:また転倒するよりは7位の方が良いと思った』
★6月26日(日)、オランダGP決勝でホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)が7位だった。
★グリッド3位(1列目)からスタートし、終始、表彰台圏内にいたが、第17ラップ辺りから後退していった。
★来年の進退については、今なおドゥカティと交渉中。
★マルティン選手のコメント。
【レースの大半で表彰台圏内を走っていたのに、終盤、どうしてしまったの?】
「今、僕は転倒するわけにはいかない状況なんで(※6月初めに右手を手術)、小雨が降り出した辺りから減速し始めたんですが…もしかしたら、減速しすぎてしまったのかも…。リズムをまた上げ、ベッツェッキやペッコ(バニャイア)とのギャップを縮めてはいたんですけどねぇ。
リアをハードにしたのは正解だったと思ってます。実際、今日の上位陣は同じ選択をしていた選手らですからね。
僕も表彰台獲得のチャンスはあったものの、途中から減速してしまい、他の選手にどんどん抜かれながら、もう然るべきペースを取り戻すことができなかったんですよ。
とりあえずは夏季休暇を利用して、身体コンディションをベストな状態に戻すようにするつもりです。
とにかく、全体的には今日のパフォーマンスには満足しています…ただ、ラスト10周で失速してしまいましたけどねぇ。」
【小雨が降り出した時、他の選手らはまるで気にしないかのように1周32秒5前後で走行し続けていたが…】
「雨はトラック全体で降っていて、けっこう強く降ってるコーナーもいくつかあったんです…マシンのカウルに雨が当たるのが分かったんで。
第3セクターでは、そもそも今週ずっと自信がなかったんで、雨が降り出してからはさらに厄介になってしまって…。」
【つまり、リスクを負いたくはなかった…と?】
「その通りです。今年はもう何回も転んでるし、とにかく、今日は完走したかったんで。
まずはヴィニャーレスに抜かれ、次はジャック(ミラー)に、最後はビンダーにも抜かれてしまい…彼らの後ろですっかりタイムロスしてしまいました。
でも、手首がまだ完全な状態じゃないんで、また転倒するよりは7位の方が良いと思ったんです。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ドゥカティ転倒多発…誰にでも乗りこなせるマシンになったはずでは?って話は、note『2022 カタルーニャGPまとめ』でどうぞ!
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コンディションに不安があって自信がない時は仕方ない
まずはしっかりと怪我を治してから良い走りを期待してます