『エスペレータ:エアロダイナミクス削減、下降デバイス廃止、選手組合OK』
★モトGPの運営会社『ドルナ』のカルメロ・エスペレータ代表が、西サイト『Marca』の1/31付けインタビュー記事で次の内容について話した。
・エアロダイナミクスについて
【2027年から新レギュレーションが施行されるが…】
「5年毎にメーカー側と交渉しているのですが…まぁ、交渉と言うよりは彼らに意見を求め、それに対して提案すると回答が返ってくると言った感じですかね。
2024年中には必ず、2027年からの新レギュレーション案を固める予定です。」
【エアロダイナミクスは削減される?】
「もちろんです。」
【下降デバイスは廃止される?】
「我々としては廃止を希望してます。まぁ、どうなることか…とにかく、大幅に縮小はされるでしょう。」
・レース開催数の増加、選手負傷、補欠選手について
【選手の負傷に関し、メーカーおよびチーム側は補欠選手の必要性を感じている?】
「メーカー側がそれを感じてるかどうかは分からないが、もし私がメーカーの人間ならば、補欠選手を用意するでしょうね。
現在、その点に関し、一定のレベルで上手く執り行っているのはKTMのみでしょ…ポル(エスパルガロ)とダニ(ペドロサ)がいますからね。」
・選手組合について
【現在、モトGP選手が集うのはレースウィークエンド中のセーフティコミッション会合だけだが…組合が結成される可能性を懸念してる?】
「なんの問題もないでしょ…実に良いことだと思いますよ。
我々が知る限りでは、どうやら(選手陣は)代表者を決めたがっているようでね。
レースウィークエンドでは、あちこちを遠征して回るわけだが…とにかく、我々のように選手陣との関係が深いスポーツは、他にはないと思いますけどね。
レースウィークエンド中、選手全員が意見を言い合える場を設けているスポーツなど他にはありませんからね。
当初は安全面についての話し合いだったが、最近は色々なことが議題になっていますよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Twitter)
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技術開発競争がしたいメーカーはmotoGPから撤退しても構いませんを言ったら面白いですが、
カウルから出っ張ってるエアロパーツと走行中に運転操作以外のデバイス操作は禁止とかしてくれないかな…
F1は電子デバイスを結構規制していて、ステアリングのデバイスで燃調マップから前後ブレーキのバランスまでドライバーが操作してて操作マニュアルが百科事典並みになってるけど、あれをモトGPではとてもじゃないが不可能だろう。
だからってすべてマシン任せで走れるっていうのもどうかと思うよねぇ。