『2025 オーストラリアGP モトGP スプリントリザルト&トピックス』
★10月18日(土)、オーストラリアGP モトGPクラスのスプリントが行われた。
★トップ9(ポイント圏内)はアプリリア2名、KTM2名、ヤマハ2名、ドゥカティ2名、ホンダ1名。
★ルーキー陣は16位オグラ、8位チャントラ。アルデゲルは転倒。
★アプリリア
首位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。ここ4GPでスプリント3勝目。スタートはいまいちでフェルナンデス&弟マルケスに抜かれたが、すぐに追い上げた。ウォーミングアップラップ中、かもめがマシンに衝突し、そのまま内部に引っかかっていた。本人が「ギョッとした…かもめに申し訳ない」と言うと、某記者が「試練がある方が好きなんでしょ」と。日曜決勝ではLLP2回を実行しなければならず、5秒ロスすることが予想されるが、スプリントでは2位と3.149秒差、3位と5.310秒差だったので…やはり、優勝候補と言える。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは16位(テストライダー)。ホルヘ・マルティン代役(マレーシアGPも欠場決定)。
2位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。第1ラップから首位を死守したが、第10ラップでベッツェッキ選手に抜かれた。前回のインドネシアGPスプリントも3位。
チームメイトのアイ・オグラは17位(昨年はモト2総合首位)。
★KTM
3位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。
チームメイトのブラッド・ビンダーはリタイア。
9位ポル・エスパルガロ(KTMテック3、テストライダー)。金曜から常に速い。マーヴェリック・ヴィニャーレス代役。今シーズン3回目の参戦だが、常にトップ10入りしている。2023年末、契約的には現役継続が可能だったが、アコスタ選手にシートを譲るために引退した。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは10位(昨年はドゥカティ機)。グリッド20位から追い上げ。
★ヤマハ
4位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。ホームレースで活躍。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは14位(昨年はアプリリア機)。
7位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。グリッド首位ながらスタートで失敗し、その後、追い上げできず。
チームメイトのアレックス・リンスは13位。
★ドゥカティ
5位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)。グリッド10位から追い上げ。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは15位(VR46ライダーズアカデミー)。
6位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。グリッド6位から好スタートを切ったが、6位でゴール。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルはリタイア(昨年はモト2総合5位)。10位以下を走行中、第11ラップで転倒。
19位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。上位タイムには一度も食い込まず。ゴール後は落胆した様子でピットボックスに戻り、ヘルメットも外さず一人座り込んでいた(下映像)。ベッツェッキ選手を妨害したため、決勝グリッドで3順位降格処分が科せられた。
チームメイトのミケーレ・ピッロは20位(テストライダー)。最下位。マルク・マルケス代役。
※2023年にスプリントが導入されて以来、ドゥカティ選手が表彰台に上がらないのは今回が初めて。
A tough #TissotSprint for Ducati who for the first time won't have a bike on the podium #AustralianGP pic.twitter.com/XW2Ga4KH9x
— MotoGP™ (@MotoGP) October 18, 2025
★ホンダ
8位ルーカ・マリーニ(ホンダファクトリー、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。グリッド9位スタート。
チームメイトのジョアン・ミールは11位。
12位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは18位(昨年はモト2総合12位)。
『2025 オーストラリアGP モトGP スプリントリザルト』

『2025 オーストラリアGP モトGP 総合順位』

(Photo:Motogp.com)






運営から、ペッコのポジションが悪いときには話題にしてはならない、という国際的なお達しが実況解説陣には厳しく言われているのだろうか?
と思うくらいの空気感・・・
ホント、それ思いました…
中野さんも全く触れてませんでしたね。
マルクとベッツェッキが逆になっていたら大変な騒ぎだったろうね。ライバルに怪我を負わせて不出走にしたおかげで勝てたとか、走りに他者へのリスペクトがないから追突したとか、いつも他人にぶつけるから競技資格をとりあげるべきとか。
そうか、ベスはWLLPだったね
それでも優勝争いに絡むかが見所になるか?
ミラーはワンチャン狙ってくるだろうし
決勝でもDUCATIがポディウムに入らなければジジも少しは危機感持つかな?
マルケス最強=万全じゃない、という落とし穴に
あの頃のHONDAも同じ
ベスお見事。決勝はWLLPでどうなるか。
クアルタラロはタイヤみたいだけど、決勝は合わせられるかな?
ミラーも決勝は表彰台? きびしいか。
ドカファクトリーは代役出走があるとはいえ、表彰台圏外どころか、ビリとブービー。。 中々不名誉な展開。
アレマル、ディッジャ。どちらの年式も一応上位にいるからなー。