『ベッツェッキ：総合3位にこだわってるけど…執着はしてない』
★11月7〜9日、ポルトガルGPが行われ、モトGPクラスのマルコ・ベッツェッキ（アプリリアファクトリー）が予選首位、スプリント3位、決勝首位位だった。現在、総合3位（−222ポイント）。
★決勝後、ベッツェッキ選手が会見で次のように話した。
【総合3位はほぼ確実だが…】
「もちろん、ポジティブなことですよ…『まだ、ちょっと不安だよね』なんて言ったら、馬鹿みたいでしょ。
正直な話、ずっと願ってったし…特に、ここ最近は目標になってたし…でも、変な意味で執着してたわけじゃないから。良い意味で、こだわってたってことで。
達成できるかどうかって気持ちは、けっこう結果に左右されますからね。だから、気持ち的には…良いレースをしたいってことです。
次のヴァレンシアも同様、良い週末にしたいって気持ちで乗り込みますよ。」
【今日の決勝のように、最初から首位独走と言うのはどんな感じ？】
「良い感じです…ちょっと久しぶりって感じで。とにかく、いつだって勝つのは良いもんだから。他の選手みたいに、こう言う経験が何度もあるわけじゃないんで…やっぱ、良いもんですね。
あと、ここのコースは大好きなんですよ。昨日も嬉しいことは嬉しかったけど…PPスタートで勝てないと、後味はイマイチでしょ。
ゴールした瞬間、チームスタッフが熱狂してるのを見るのって…さら良いもんだし。超感動ですよ…本当に嬉しいです。」
【チームは徹夜で作業していたそうで…（スプリントでの）後味の悪さが、やる気を高めたの？】
「やっぱ、そうですよねぇ…パルクフェルメに着いた時なんか、嬉しくって嬉しくって我慢できなかったんで。
チームには本当に感謝してます…ちょっとの作業で済むことも多いけど、でも、そのちょっとを探り当てるのが至難の業なんだから。僕もチームも、努力千倍なんで。
昨日はかなりピットボックスにこもって、夜まで長時間ミーティングをしてました。それって作業時間ではあるけれど、良い時間でもあるわけで…だから、今日の結果には満足してます。」
【ブーツをプレゼントしたそうだけど…誰に？】
「何年も前から応援してくれてるメキシコ人の女の人です。昨日、『もし優勝したら、ブーツをちょうだい』って言われたんで…その後、彼女に会って、『君に一足預けておくよ…また会えるかどうか分からないから』って言っておいたんですよ。」
（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）
ベスは完全に覚醒しましたね。勝ち方が横綱相撲だ。マルクと戦えるライダーになったと思います。 アプリリアにいるので、マルクよデータを共有する必要もないし、マシンの開発に関して話をする必要もなく、アプリリアのエース（少なくも今はそうです）として、自分中心に進められるのも大きい。来年に期待！