『2016 ヘレスGP モト3 決勝トピックス』
★4月24日(日)、ヘレス戦 モト3クラスの決勝レースが行われた。午前中は霧が出て、徐々に回復したもののウォームアップ開始が遅れた。レース開始頃には路面温度も25度まで上がり、理想的なコンディションとなった。
★ほとんどの選手がミディアムタイヤを選択。
★優勝はブラッド・ビンダー(KTM)。ウォームアップでは首位だったが、終了時に電制システムのマッピングに違反があったのでレースではグリッド最後尾スタート(※35位)となることが通達された。
最後尾スタートでの優勝は2012年ヴァレンシア戦のマルク・マルケスが記憶に新しい。
ビンダー選手のコメント。
「ペナルティはあったが、優勝できると自覚してました。でも、こう言うプッシュの激しいレースで最後尾スタート&優勝って言うのは信じられないような話ですけどね。」
★2位はニコロー・ブレガ(KTM)。初PPスタートで、初表彰台を獲得。未成年なのでシャンパンファイトはなし。
ブレが選手のコメント。
「僕にとっても家族にとっても今日は特別な日になりました。この数日間、ビデオを何本も見てました。それが助けになってくれたことは認めないと。」
★3位は、好スタートを切ったフランチェスコ・バニャイア(マヒンドラ)。今季2回目の表彰台。
バニャイア選手のコメント。
「物凄い戦いでしたね。ナヴァッロが最初からペースが良いことを見せつけてたが、上手くいきました。
ブレガですか?悪党ですね(笑)。」
★総合順位は1位ブラッド・ビンダー(77ポイント)、2位ホルヘ・ナヴァッロ(62ポイント)、3位ロマーノ・フェナーティ(47ポイント)。
★ニッコロー・アントネッリ(ホンダ)はスタートグリッドでマシンに技術トラブルが発生。ピットレーンからスタートをし、第12ラップで転倒リタイヤ。
★第3ラップでヒロキ・オノ(ホンダ)とアンドレア・ロカテッリ(KTM)が接触転倒、リタイヤ。
★第6ラップでアロン・カネ(ホンダ)が転倒リタイヤ。
★第7ラップでファビオ・クアルタラロー(KTM)はホルヘ・マルティン(マヒンドラ)と接触し、転倒。両選手ともリタイヤ。
(2016年04月24日『Gpone』記事参照)
(2016年04月24日『Moto.it』記事参照)
『2016 ヘレス モト3 決勝リザルト』
『2016 ヘレス モト3 総合順位』
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凄い走りでした。
ビンダーに感動した!
本当におめでとう。
面白くて珍しいレースが観れましたねぇ〜
本人も会心でしょうね。
ブレガにシャンパンが渡されなかったのはやはりそういう訳なんですね。でも未成年にシャンパンシャワー掛けた2人は罰せられないの?(笑)
昨年までのSBKはヒート1のポディウムじゃ次のレースがあるから形だけシャンパン渡してたけど、それではダメなのね。
最後尾スタート、独走トップのビンダーにはシビれました
ブレガのラストのオーバーテイクとバグナイアのコメントがツボですが笑
ビンダーに待ったをかけるのは誰なのかが楽しみです