MotoGP

高橋裕紀:日本人魂でこらえ続け、涙の3位表彰台

モト2『高橋:弟さんと共に上がった表彰台』




高橋裕紀が弟江紀さんへの想いを胸に、ポルトガル戦を走りきった。

4月29日、チーム・グレシーニではテクニカルチーフのファブリッツィオ・チェッキーニ(今年、高橋選手の同チーム入りを強く望んだ人物)をはじめ幹部らにより、高橋選手が乗るモリワキ機のフロントカウルに江紀さんの名前が入れられた。
今回のレース期間、日本人独特の偉大なる尊厳でもって、無理矢理に気持ちを前に進めてきた高橋選手だったが、3位の表彰台に上がり、やっと溢れ続ける涙にくれることができたのだ。

表彰台ではトロフィーの他に、江紀さんの遺影を掲げながら3位の成績を捧げた。

弟の江紀さんが亡くなったのは僅か1週間前。4月24日、埼玉市内で起きた交通事故のためだった。享年23才、今回の地震被災者のために桶川サーキットで行なわれたチャリティーイベント『RT311』に参加し、その帰り道のことだ。江紀さんもまたオートバイレーサーであり、今シーズンはRS-ITOHチームからカワサキZX-6R機を駆ってST600クラスに参戦する予定であった。


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2011年05月01日





イタリアTVでは残念ながら
モト2表彰台の様子は放映されなかったのですが
高橋選手が素晴らしい結果を出せて本当に良かったです。
改めて、江紀さんのご冥福をお祈りいたします。

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