MotoGP

J.ロレンソ『シッチの死で僕は変わった』

モトGP『ロレンソ:シッチの死で僕は変わった』




後2週間もしたらウェイトだって持ち上げられるし、1月31日のセパンテストも準備万端だろう。
ホルヘ・ロレンソ(1987年パルマ生まれ)選手が今後の可能性に自信を抱き、新1000cc機でのヤマハの未来に幸多かれと願っている。コースに復帰したなら、これまでに学んできた事を披露してくれることだろう。1つはオーストラリア戦での転倒事故で、そして2つ目はマルコ・シモンチェッリ選手との別れにおいて。
『Hot Wheels』のコースに登場したロレンソ選手が、当『MARCA』紙のインタビューに答えてくれた。

左手のケガの具合はいかがですか?
「順調に快方に向かっています。もう痛みも全くないし、後は元通りに動くようになればね。ジョギングや自転車トレーニングも始めたんですよ。ここ数ヶ月、心肺機能トレーニングを怠っていたもんですから。2週間もしたらウェイトトレーニングができるようになれば良いんですが。セパン入りの時は100%の状態になってると思うんですが。ムラムラしてますよ。」

指の一部を失いましたね。それからチャンピオンタイトルと、同じモトGPライダーだったマルコ・シモンチェッリ選手も。キツくはないですか?
「悲しい締くくりとなってしまいました。一番は当然のことながらマルコのことですね。個人的なレベルでは左手負傷が思ってもいない結末でした。フィリップアイランドでの転倒事故に関して言えば、人生何があっても常に受け入れねば…と言うところでしょうか。マシンに乗ってる時は自分の感情をコントロールできている…覚悟はできていると思ってたんですが、まだまだでしたね。選択と言うのは時には最良のものだったとは言えないことがあるけど、オーストラリアでの選択は多分、いずれ役に立ってくれるんじゃないでしょうかね。」

つまり、学ぶものがあったと?シモンチェッリ選手の死においても…ですか?
「自分が変わりましたね。人と人との会話と言うのは非常に重要なものでしょ。時には相手を理解できない時もあるし、ある面において…行動の仕方などに賛成できないこともある。でも必ず、そう言う人はいるわけですよ。人とトラブった時、もっとプライベートな形で相手と話した方が良い時もあると学びました。公の場やカメラの前なんかじゃなくね。」

今だったら、どんな風にしていたでしょうね?
「ああ言う風にするのは良いやり方ではないですよね。彼のライディングについて言い合った際、もしも内輪で…マスコミから離れた所で話し合っていたなら、もっと単純に解決できたのかもしれない。でも、そうはしなかったわけでね。今となってはあまりにも遅過ぎるわけで。今後に役立てたいと思います。」

ロレンソ選手の気性なら、現在の状況を乗り越えられるのでは?
「僕はいつだって強い人間でした。仕事と個人的な問題は常にきちんと分けるようにしています。家の中のゴタゴタはサーキットには持ち込まないし、その逆も同じです。僕は自分のことをとても幸運な人間だと思っているし、自分の行ないを悔いたこともありません。間違いを犯さずに生きることも、悪い事は一切しないなんてことも不可能でしょ。これまで、自分の目標すべてに到達してきました。」

どうにもできない相手はケーシー・ストーナー選手と言うところでしょうか。今シーズンは無敵に見えましたが。
「そうですね。本当に無敵だった。僕ら、他の選手が勝ったレースなんかではそうでもなかったけど、大体においてはそうでしたね。ストーナー&ホンダのコンビに、僕らは敵いませんよ。ロレンソ&ヤマハも、ベドロサ&ホンダもね。来年はうちが一番コンペティティブだと良いんですが。」

No.1奪回について憂慮してますか?
「それを心配したことは一度もないですね。250ccクラスでもモトGPクラスでも、タイトルを巡るプロとしての目標と言うのには到達したと思ってますから。繰り返せたら嬉しいと言うのは当然ですけどね。」

1000cc機でもって、新たな幕開けでしょうか?
「僕のチームメイトのベン・スピース選手が、ヴァレンシアでの走行テストでストーナー選手やペドロサ選手と0.5秒差だったんですよ。時間はそう多くはないし、やらねばならない作業もあるんですが。とにかく、排気量が変わるのは僕らにとって良いことなんじゃないですか。今シーズンよりタイトル争いに向けて色々と選択肢が増えてくるし。絶対にそうだと思ってます。」

CRTシステム導入はワークス選手にとって悪影響を及ぼすこととなるでしょうか?
「そうなるとは思いませんが。ワークス選手はこのまま上位を走り続けるでしょう。それ以外の選手は同じ選択しは持てないだろうし、ただ、もちろん、将来的に変わってはゆくでしょうけど。この件について僕は批判的ではありませんよ。チームやスポンサーらにとって、より都合の良いマシンでもって同じことが行なわれるわけでしょうから。参加台数を増やすため、緊急処置的に決まったことです。新レギュレーションがどんな風になってゆくか、少しずつ分かってゆくでしょう。」

将来についてなんですが、若手スペイン人ライダー達はなかなかのものではないですか?
「低排気量クラスに良い選手がたくさんいて、我々はツイてますよね。スペイン協会も若手養成に力を入れてくれているし、選手権もたくさん開催されるようになってきている。他の国ではこうはいかないでしょ。マーヴェリック・ヴィニャーレス、マルク・マルケス両選手らが先鋭部隊で、将来的にはモトGPクラスを制覇するでしょう。年齢と共に物事は変わってゆくだろうし、将来的に最高峰クラスで走れるレベルにいますよね。」

ポストを奪われてしまったりとか…。
「そうなることは確かでしょうね。もの凄いパワーを持っているしね。ただ、今のところはまだ、僕に良い時代を謳歌させてくださいよ(笑)。」

(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Marca 2011年11月11日




ヴァレンシアGPレース後には伊TV放送のスタジオを訪れ、色々とコメントしていたロレンソ選手なんですが
ちょっと元気がなさそうだったのが気になりましたが…

ロレンソ選手に快復祈願&青春謳歌!!クリックPrego
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