MotoGP

ロレンソ独占インタビュー『指先はないけど相変わらず速い!』

モトGP『ロレンソ:指先はないけど相変わらず速い』




アンドラが1日『ロレンソ・ランド』になった。
ホルヘ・ロレンソ選手(1987年パルマ出身)がYamaha Fazer 500ccを駆り、来シーズンのタイトル奪回に向けスタートを切ったのだ。負傷した指もかなり自由に動くようになっていると言う。
雪山にて、当『MARCA』紙のインタビューに対し、新1000ccマシンやロッシ復活、ストーナー&ホンダ圧勝について語り、最後は各選手を動物に例えることまでしてくれた。

まずは体調面についてなんですが、開幕までは間があるもののセパン・テストは目前に迫ってきてますね。
「1月末には始動ですね。来シーズンからはテスト回数の制限もなくなりますから。もうちょっと作業できるようになるわけだけど、実際のところは、1月末のテストまで何が始めることはないでしょうね。セパンへは100%の状態で挑めると思ってます。今はまだ完治はしてませんが。指の関節がまだ完全な状態じゃないんで。ただ、日に日に動きは良くなってますが。」

もう普通通りに動くのですか?
「ちょっと固まってたんですよ(笑)。素晴らしい経過具合ですよ。指の関節の動きがまだちょっとなんですが、重大な事故でしたからね。完全に元通りと言うわけにはいかないです。この先も指先は欠けたままだしね。でも、転倒する前と変わりなく速く走れるでしょう。」

ヤマハ新1000cc機についての感想は?
「満足してるんですが、これまでに披露してきた以上の威力を持っていると思います。僕はヴァレンシア・テストには参加できなかったんですが、それ以外のテスト2回には参加していて、僕が見たところ、ものスゴい威力のマシンだと思うんですよ。ここ何年間かのうちの問題点は低速コーナーでの加速だったんですが、今シーズンは大丈夫だった。マシンは低速でもかなり上手く行ってるんでね。あとはもう少し、本来の威力をコントロールできるようにする点だけかな。ものスゴい威力があってね。そを使えるようにして、もっと安定して最大馬力を引き出せるようにね。」

来シーズンも最大のライバルはケーシー・ストーナー選手でしょうか?
「かなりの優勝候補ですよね。操縦レベルで言っても、才能面で言っても、今シーズンのリザルトで言ってもね。ただ、物事って言うのは毎年変わるもので、サプライズもありますから。すべてが計算通りにはいきませんよ。」

レースに関しては同格以上の何かがあるような印象でしたが。
「タイトル争いにおいても同格以上だと良いんですが。ドゥカティがもっと近づいてきてくれて、ヤマハが3年連続タイトル総なめにできるぐらいの勝てるマシンだったらねぇ。もっと競合いがあって、オーバーテイクとか見せ場がある方が僕は好きかなぁ。」

正直に話していただきたいんですが、これほどまでに絶望的な1年を過ごしたヴァレンティーノ・ロッシ選手がまた競り合えるようになると思いますか?
「ロッシ選手にはそれができます。操縦レベルで言っても、経験や速さを取り戻せることから言ってもね。ただ、このレベルのライダーと言うのは、この…あまりにデリケートで、あまりにスピードのあるマシンにフィーリングを見出せないようだと、なかなか勝てるようにならないもんなんです。今シーズンのロッシ選手はそう言う状態でしたよね。」




CRT導入により、どんな影響が出てくるでしょう?
「ポジティブなことでしょ。14台しか参戦しないレースがあるなんてのは良い話じゃないですから。参戦台数を増やすための緊急措置と思ってますが。未来をもたらしてくれるかどうかは分かりませんが、参戦台数が増えるのがポジティブなのは確かでしょ。」

込み入った点なんですが、安全が叫ばれる割りには参戦台数がどんどん増えてゆきますよね。
「マルコの事故は(表情が変わる)不運なできごとでした。大昔はこれほど重大な事故は起きなかった。そう言う事故は限界を超えた時にのみ起こるものだからです。僕の好みからすれば、マシンは既にかなりの走りになってます。将来的にはもう少し馬力を制限して、直線コースの最後でこんなにスピードが上がらないようにすべきでしょう。」

時速350キロを越えると言う話ですよね。
「いいですか、最速コースなんかではブレーキングポイント手前で時速350…360キロになってるんですよ。これは限度を超えてますよ。2006年の1000cc機でも既にかなり速かったのに、今のマシンにはテクノロジーも付いてるでしょ。僕はライダーで、僕の仕事はオートバイを操縦すること、最終的には、そこにあるマシンを走らせるのは確かですけどね。将来的にカルメロ・エスペレータ社長とドルナ社が何を計画してるか…ですよね。」

来シーズンのスペイン勢をどう見ますか?
「スペインのオートバイレース史上、今は良い時期ですよ。モトGPに限らず、モト2やモト3もね。全クラスに勝てるライダーがいるわけで、特にモトGPクラスにね。バウティスタ選手はワークスマシンを獲得したし、ペドロサ選手も同様。スペイン人3選手がワークスマシンに乗るわけだから、かなりいい見通しですよね。」

ロレンソ選手のファンの皆さんに宣言してくださいよ。“モトGPクラスでチャンピオンになれたからと言って、気抜けなどしていない”と。
「もちろん。僕はスポーツ勝者であり、常に勝つのが好きなんです。ただ、モトGPクラスのタイトルを獲得すると言う目標は果たしてしまった。けれど、その数を増やすために戦ってゆきますよ。チャンピオンに一度なると、極限のプレッシャーからは解放されるもんでね。ライダーの大半はそれになったことはない。僕は一度なったけど、だからと言って、なぁなぁ主義になったり、2010年にタイトルを獲得する前より遅くなったりはしません。」

(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Marca 2011年12月21日




あれ…?
その…各選手を動物に例えてくれた…って箇所が…な、ない!

ロレンソ選手、来シーズンは気抜けしないで頑張ってね!クリックPrego
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POSTED COMMENT

  1. machcat より:

    ロレンソは器が大きくなってきたなぁ~って思う。 今年も良かったけど来年もいい感じで走りそう。 唯一の懸念は怪我により2012年型マシンの限界性能を自分でテストしてないって事かな。

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