MotoGP

シッチ父『ロッシから、もう連絡もない…』

モトGP『シッチ父:息子が恋しい、ロッシはもう電話も寄越さない』




10月23日、あのセパンでの転倒事故でマルコ・シモンチェッリ選手が亡くなってから2ヶ月ちょっとが経とうとしている。
シモンチェッリ選手の父パオロさんにとっては、悲しみの中で葬儀に奔走した2011年が幕を閉じようとしているのだ。
そして今、シッチの名を掲げた協会設立を決意したのだ。これは新たなスタートであり、苦しみを忘れるためではない。コリアーノの町中には想い出が鋭い巨石のように聳えているのだ。
「協会設立は、葬儀の日、カルロ・ペルナット氏(カピロッシ選手やシモンチェッリ選手の個人マネージャーと務めていた)が発案したんですよ。私はどんな物かも分かってなかったんですが、困っている人達を助けながら、マルコのことを偲ぶ1つの方法になるんだってことが分かってね。」

1月20日のシモンチェッリ選手の誕生日には何を企画されているのですか?
「『Zeling(イタリア人気コメディ番組)』のタレントさんらと一緒に『ハッピー・バースディ・シッチ』をやります。アルド・ドゥルーディやカルロ・スグリッリ、コリアーノの市長や委員会と話してた時に5分で決定したんですよ。私らは広場でやろうと思ってたんですが、委員会がリミニ・スタジアム105でやるよう提案してくれて。」

今後についてですが、若いライダーのマネージングをなさろうとは?
「良い質問ですね。ただ今の段階では、飢えてない者に食べ物を与えるようなものでね。世界選手権の方でもオファーをしてくれてたんだが…少年ライダーのチームの仕事をね。ただ、厳しいですよ。今は息子のことが恋しすぎてね。」

シモンチェッリ選手の婚約者ケイトさんが、ヴァレンティーノ・ロッシ選手のブランドショップで働くことになったそうですね。それは、シッチが生きた世界から離れたくないと?
「ケイトは、このままうちで一緒に暮らしたいって言うんでね。別の仕事でも良かったんだろうけど。」

オートバイレース業界とは密接な関係だったわけですが、多分、スターシステムのせいでもっとイカレた雰囲気の業界だったなら、そうなならなかったのでは?
「そのスターなんとかって言うのは、私らの所にまで浸食してきてましたよ。多分、マルコが死んで、何かが変わったんじゃないですか。色々なことが良くなったって言われましたから。」

ロッシ選手が《X’マスにはシッチを戻して欲しい》と書かれてましたが。
「もうヴァレンティーノとは会ってもいないし、連絡もないんで。知りませんね。」

怒ってらっしゃるんですか?
「もう連絡はない…それだけですよ。」

シモンチェッリ選手が亡くなり、今後はレースは廃れてゆくだろうと書かれた記事もありましたが、そう思われますか?
「良くあるたわ言ですね。私が子供の時から、誰かが亡くなる度に何かしら発言が出てくるわけだ。意味のない話でね。オーロバイレース界の安全性と言うのは現在では大変に高くなっているんだが、ただ残念ながらスピードが上がれば危険があるわけでね。映画なんかであのシーンを撮ろうとしても、カメラを千回まわしたって無理だろうね。」

シモンチェッリ選手に対する熱い想いが世界中で発信され続けてますが、感動的なことではないですか?
「私も驚いてるんですよ。マルコは特別だった…人々からどれだけ受け入れられているかってことは分かっていたんですが、これほどまでとは…。何か良い物をもたらしてるんだとしたら、自慢に思いますね。ただ、とにかく息子のことが恋しくってね。」

嘆かれていると?
「全くないです。マルコはやりたいことをやってた。とんでもない力を内に秘めてね。幸せだったんですよ。」

どのようにして、それほど密な親子関係を保たれていたのですか?
「息子が13〜18才ぐらいの時って言うのは、本人も大人のつもりで、親が崩壊する時期ですよね。息子と私は、その時期を乗り越えられたんですよ。同じ目標に…息子の目標に向かって一緒に働いてるんだって理解することでね。」

これからレースを始めようって言う幼い息子さんを持ったお父さんには、なんと言ってあげますか?
「肝心なのは、息子が目標を持っているかどうか。医者になるにしても、靴屋やライダーになるにしても同じことです。目標を持ってるなら、迷わないでしょうから。ただ、親がそれを取り上げてしまったら、脆い子供になりますよ。普通に道を足で歩いてたって危険はあるんだ。若い者の夢を否定することなんてできませんよ。」

パオロさんは信心深い方でしょうか?
「だんだん、そうでもなくなってますね。その手のことにはムカつくんですよ。多分、神様はもっと気をつけるべきだったんじゃないでしょうかね。私の母は90才なんですが、20年も前から車いすを使ってるんです。子供は親より先に逝っちゃ駄目ですよ。規則を変えなきゃね。」

こんなに大きな痛みを抱え、これからどうのように生きていかれるのでしょう?
「正直なところ、今、私は生きてるとは言えませんが。前に進んで行きますよ。育てなければならない娘が1人いますからね。とにかく、この娘のために進んで行かなければ。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:La Stampa 2011年12月29日




そう言えば、今年、シッチがグリッドで『お祖母ちゃん、頑張って!』と書いた紙を掲げてたことがありましたねぇ…


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POSTED COMMENT

  1. バーレ より:

    ロッシもいろいろ忙しいんだと思う 今期の結果から考えれば来期は繰り返せないだろうし 世界中のファンの期待とかプレッシャーもあると思う だから悪く言わないで欲しいです

  2. O山 より:

    お父さんが悪く言ってるわけではなく、悪意のある報道なだけではないかなぁ。
    なんでもそうですけど、書かれたとおりには信用できないですよね。

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