MotoGP

M.ヴィニャーレス『ロッシ&ペドロサのミックスが完璧ライダー』インタビュー後編

モトGP『ヴィニャーレス:完璧なライダーとはロッシ&ペドロサのミックスかな』




[ 前編はこちら ]

16才の若さで、マスコミ報道と上手く折り合いをつけていけるものですか?
「とても難しいです。リカルド・ホヴェマネージャーのお陰で何とかコントロールできてるんで良かったです。アッと言う間に天狗になってしまいますから。スペイン選手権にデビューした時と同じ謙虚さを保つようにしてね。」

地に足をつけて…ですね。
「地に足をつけて、絶対に0.1秒も無駄にしないよう。」

本当に幼かった頃からオートバイに乗りたがっていたそうですね。
「家族全員、いつも乗ってましたし、遺伝なんでしょうね。例えば、従兄弟のイサクも2012年からモト3で一緒に走るんですよ。少しずつライダーとして成長してきて…今年は本格的なプロの人達と一緒にやって大きな一歩を踏み出しました。チームの仕事ぶりには大満足です。」

お手本にしているライダーは?
「ヴァレンティーノ・ロッシ選手とダニ・ペドロサ選手です。」

どんな風に?
「ロッシ選手のコースでの走りが大好きだし、ペドロサ選手の方はライディングスタイルとボックスでの作業の進め方ですね。」

完璧なライダーと言うのはどんなものだと?
「ロッシ選手とペドロサ選手のミックスかな。」

125ccからモト3、モト2、そしてモトGPですね。
「目標ではあるけれど、道はまだまだ遠いし、まだ考えてません。今はモト3のことや、マシンや僕自身の力を最大限に引き出すこととか、常に100%の力で作業してゆくことだけを考えてます。」

125ccからモト3へと変わり、すでにモト3機(250cc、4ストローク、単気筒)にも乗られてましたが、おもな違いは何ですか?
「最大の違いはエンジンブレーキです。それから、あまり走らないことですね。でも、ポジティブな点としては頼れるトルクだってことと、早くに加速できることもありますよ。」

開幕レースに万全の状態で挑むには走り込まなければならない?
「特に、シャーシのことを考えるとそうです。まだ新しくて、限界点が分かってないんで。何キロも走り込んで、できるだけ多くの情報を吸収しないと。」

目標はタイトル獲得ですか?
「挑戦することになるんでしょうね。でも、うちの目標は地に足をつけて行くこと、一つ一つのレースに集中し、できるだけ多くのポイントを獲得してゆくことです。」

シーズン序盤ではパリス・ヒルトン嬢の方が目立っていて、中盤以降はヴィニャーレス選手の活躍の方が目立ち始めてましたが、気を使って控えめにしてたのですか?
「チームは作業をして、僕らは勝ち負けが全てで。僕はボックスの中でのことに集中してました。自分のマシンとか、自分のライディングとか。それ以外のことは覚えてないんですよ。」

モト2の方は同じ条件でかなりの台数で競い合うクラスなんですが、それが次の目標ですか?
「肉弾戦ですよね。進まなければならない道のりは長いんで、今、先のことは全く考えてません。かなり厳しいクラスだし、上位4〜5名がチャンピオン獲得者だってことも心していなければ。本当に厳しいクラスですよね。レベルも色々だし、肉弾戦だから差を付けてゆくのは難しいクラスですよね。」

モトGPクラスではケーシー・ストーナー選手が、F1のヴェッテル選手のような圧勝を決めてましたね。
「ストーナー選手の年でしたね。理想的なマシンと理想的なライダーが出会って、その組合せがコースでもの凄い脅威になったんでしょうね。そして、独裁的にタイトルを獲得していった。2012年も同じように見ごたえあるレースになると良いです。」

[ 完 ]

(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Sport.es 2011年12月18日




実は現段階で、ヴァレンティーノ・ロッシはヴィニャーレスのツイッターをフォローしてるんですが
ヴィニャーレスの方からはフォロー返ししてないんですよ…でもドヴィツィオーゾのことはフォローしてたくらいにして…あっ、もちろんパリス・ヒルトンのことも。
大物なんでしょうかね…まさか、気づいてないとか…

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