MotoGP

ドゥカティ社長が語る『ロッシへの愛がありすぎた』:ガブリエーレ・デル・トルキオ

marco-melandri.jpg 日本に住んでた時はクリスマスって1日で終わる感じだったんですが…
イタリアにいると、やっぱり周囲の雰囲気で24日のイブと25日の両方、たらふく飲んで食べてしまいますねぇ…

そう言えば…
マルコ・メランドリ選手のとこなんかは、昨日から彼女のマヌエーラ・ラッファエタ嬢が手作りラザニアを仕込んどりましたが…
上手く焼けたでしょうかねぇ。



《終わったぁぁぁぁぁぁ。でも、明日の昼食用ね。今夜は美味しそうな夢を見るわ。》


おっと、話がずれちまった。
え〜と…話は今年の夏まで遡りまして…
ヴァレンティーノ・ロッシ選手が衝撃のヤマハ移籍を公表した時ですな。
その10日後に、ドゥカティの社長がスペイン紙の方に心中を語っとりました…

モトGP『デル・トルキオ:ロッシへの愛がありすぎた』

marca-ducati.jpg ★ドゥカティCEOのガブリエーレ・デル・トルキオ氏が、先日のヴァレンティーノ・ロッシのヤマハ移籍を受け、初めて心中を語る。
「[アウディ介入は一大革命?それとも一改革程度?]一改革と言う表現が適当でしょう。革命を要するような面はないのでね。アウディでは当社の実績、マシンに対し感銘を受けている。経営面での結果も最高だし、将来に関しては楽観してますよ。アウディにはテクノロジーなど多くの分野における協力関係を期待しています。
[CRTに関しては相変わらず反対?]ええ。うちではCRTはやりません。それは世界選手権側の決定であって、ドゥカティは無関係ですから。ドゥカティではCRTはやりません。
[ロッシ選手と共に日本風マシンを作ってきたが、今後は?]うちの方針はシンプルなもので…また戦闘的になること、レースで勝てるようになること…いつの日か、またタイトルを取れるようになること。ヴァレンティーノとは期待していたような結果は出せなかったが、前進あるのみですよ。うちのマシンは日本風ではない…ドゥカティ機、イタリアンです。ドヴィツィオーゾ選手の加入、ヘイデン選手との契約更改、そしてジュニア・チームと共にまた戦闘力を持てるよう準備万端ですよ。
[ドヴィツィオーゾ&へイデン両選手でドゥカティはチャンピオンになれる?]気持ち的には…当然でしょってところですかね。理性的に言うなら、2013年の目標はマシン改善。来るもの拒まずでね。2013年に勝つぞ…と言ったら、一種の挑発行為になるんでしょうな。
[古沢政生氏(元ヤマハ・エンジニア)に助けを求めねばならないほどドゥカティ機は悪い?]ドゥカティでは誰ともコンタクトを取っていないし、社が率先して行なったことではありません。当社ではマシンの作り方を失念してはいない…当社の歴史が証明しているようにね。ただ、もちろん古沢氏のことは大いに尊敬してますが。
[つまりフィリッポ・プレツィオージ氏が率先して行なったと?]社が率先して行なったことではないと言うことです。
[ロッシ選手との2年間はドゥカティ史上最も失意の時代?]いいえ。レースと言うのは勝つこともあれば負けることもある。確かに我々全員、もっと期待はしていたが。互いの愛情を上手く活用しきれなかった結婚とでも言えばいいのか…それか、愛情があり過ぎたのか。正しい道だと思ったんですよ。ヴァレンティーノがドゥカティを辞めたからって世界が終わるわけじゃない。ドゥカティは強い。将来に向け良い勉強になりましたよ。
[ドゥカティではロッシ選手の契約更改に1年間1700万ユーロ(約18億7千万円)支払うと言ってとか?]そう言うオファーはヴァレンティーノにしてません。最後の契約と比べ、多少の減額は交渉していたが。契約更改できたら良かったんですがねぇ。門出を祝うことしかできませんが。彼は勇気ある選択をしたわけで。我々は前に進みますよ。
[リン・ジャービス氏(ヤマハのチームマネージャー)が、交渉はロッシ選手が持ちかけてきたと…]私は何も感じませんね。ヴァレンティーノかヤマハか…どちらが先に持ちかけたかなんて関係ない。うちにとっては些少なこと。ヴァレンティーノが自分で決めたんです。重要なのは、もううちでやって行く気がなかったってことで。
[ロッシ選手との契約に後悔は?]皆無です。後悔はなし。うちが試みたことです。双方、このプロジェクトを信じていた。
[ロッシ選手のヤマハ移籍はロッシvsプレツィオージの諍いのせい?]諍いがあったことは一度もありません。2人の間には常に対話があった。唯一、要請したことがすぐに出来てこなかったとか…間に合わなかったとかで。ヴァレンティーノからのアドバイスに関しては(ドゥカティはデータよりもライダーの感覚を重視すべき)、マシン作り20年の中でテクニカルデータと言うのは非常に重視されているものです。重要なのは、できるかぎり今シーズンを良い形で終えることでしょう。」

(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:2012年08月25日 Marca記事より抜粋)


さて、当のロッシさんと言えば…
ファンに向けてクリスマス・ツイートを出しとりましたぞ!

《みんな、メリークリスマス!プレゼントには未公開ビデオどっさりのYouTubeチャンネルを用意してみたよ。楽しんでね。》


あぁぁ〜本当にどっさり映像がありますねぇ…
例えば、こんなのとか…



クリスマス・ツイートと言えば、各選手出しとりましたが…
やはり、ビアッジ大先生のとこのが凝ってますかねぇ…

《みんな、おめでとう。ブオン・ナターレ、メリー・クリスマス、ジョワィユ・ノエル》



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