セパン3日間のテストを終え…
飛行機の中でもお通夜みたいなんでしょうか…ドゥカティ勢は…
いやいや、こうなることは最初から分かってたこと。
早く、ドヴィツィオーゾ選手の冷徹分析節を聞きたいもんですね。
モトGP『ドヴィツィオーゾ:時間との戦い』
★3日間のセパンテストを終え、アンドレア・ドヴィツィオーゾは10位タイムを記録(2分02秒277、ヘイデン選手にわずかに遅れる)。同選手の後ろに並ぶのはテストライダーとCRT。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント
「難しいテストでしたが、状況は全て把握していたし、まさにそれを改善すべくここに来たのだから。驚いてはいません…現時点のうちのレベルははっきりしてますから。
他とのギャップは大きいけれど、マシンを理解し、できるだけ多くの情報をエンジニアに提供するのにかなりプッシュして走りました。多分、今はデータが山積みになってるんじゃないかなぁ。
次回テストに向けて、どのマテリアルを持って来るか決めなければ…来週中には決めますよ。開催日が近いんで、これって物を作り上げるのは厳しいでしょう。大きな変化には時間が必要で…モトGPではあまり時間がないですけどね。シーズン序盤は苦しいものになるでしょう。
【デスモセディチについて】良い面もあれば悪い面もある…端から見てるとあまり分からないんですよ。ヴァレンシアとここでは手応えが違っていて…ただ、ドゥカティ内では僕はこんな感じだろうってことは分かってましたけどね…ここはあまり得意じゃないんで。
【マルク・マルケスについて】確かに、驚きましたね。才能があることは、皆、承知してたけど、こうも早く速い走りをしてくるとはね。コーナー2〜3つだけ彼の後ろに付いて走ったけど…かなり危なげで…でも、そう言うスタイルの選手だから。レースはテストとは別物ですが、前に来ることは確かでしょう。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年02月07日 Gpone記事より抜粋)
んでは、チームメイトのヘイデン選手のコメントもいってみますか。
なんかねぇ…去年よりもコメントに力が入ってるような気がしますね。
モトGP『ヘイデン:ドゥカティはゼロから再スタート』
★3日間のセパンテストを終え、ニッキー・ヘイデンは9位タイムを記録(首位とのギャップは2秒以上)。日頃、楽観的なヘイデン選手は、今回、意気消沈はしていないが現実的に状況を見ている。
★ヘイデン選手のコメント
「もちろん満足はしてませんが、今回は厳しいテストになることは分かってたんで。昨シーズンと同じマシンで、カラーリングが変わっただけですから。各種、試してみましたよ。電制システムに関してはまだアイデアがあるんですが、それ以外については把握してますから。問題はチャタリングにトラクション、操舵性。ラジカルな変更に目を向けなければ…些細なモディファイなんかじゃなくね。
楽観的に行こうとしてみたけど、それでは充分じゃない。少なくとも良いデータは集めたんだから、これからは作業の山ですよ。ただ、次回テストに向けて、これと言った新パーツはないでしょうけどね…もう2週間しかないし。僕らにはメーカーの助けが必要です…セッティングを改良するだけじゃダメなんだ。ただ、スタッフに時間がなくって…何人かは1月になってやっと始めていたしね。新パーツが僕らの手に来る前にテストする必要があるでしょ。
【ブラッドリー・スミスより下位だったこともあるが…】ブラッドリーは強い走りをしていて…とやかく言う気はないです。ただ、僕らの方が後ろだったってのは明らかなことで。次回のセパンではピッロテストライダーが帯同して新パーツを試す予定です。僕とドヴィツィオーゾ選手は同じコンポーネントで…フロントフォークだけが新しくなりますね…まだ徹底的に試してないんで。
オースティン・テストについては、今のところは『NO』なんだけど、まだ締め切られたわけじゃないし、考え直して欲しいですね。このテストに参加しないでホンダやヤマハと一緒にレースをするなんて…コースについても学べるし、ベース・セッティングが見つかるかもしれないし。
新ハードタイヤも試してみました。あまりいい結果は出ませんでした…スロープのグリップは良くなったけど、トラクション問題に悩まされて。その他はポジティブでしたよ。プロジェクトに関しては分かっているし、こちらの準備もできている。今になって諦めるなんてことはしませんよ。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年02月07日 Gpone記事より抜粋)
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