MotoGP

ロレンソ沈黙を破る『握手しないなんて自慢にならない』

さて、先日のヘレス戦後…
ロレンソ選手も気持ちが収まったようで、夜にはチーム・フォワードの皆さん方と和気あいあいだったようですな。

《今夜はピンポン対決!!》




実はピンポン大会の前から、既に気持ちは落着いていたようでして…
レース直後のインタビューでは、マルケス選手のオーバーテイクについて「何も話したくない」と言ってましたが、それから数時間後には、こんなコメントを出しとりました。

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★ヘレスGP決勝レースの数時間後、ホルヘ・ロレンソがCadena SERの『El Larguero』放送で遂に沈黙を破った。

【気持ちは静まった?】ええ、そうですね。何時間か前に落着きました。すぐ静まるタイプなんですよ。

【マルケス選手と握手すべきだった?】ライバルと握手しないとか、謝罪を拒むなんて自慢にならない事だけど、正直、頭に血が上ってたもんだから。(あそこで握手したら)ちょっと偽善者っぽいでしょ…僕は常に誠実であるよう心がけてるんで。良い事じゃないと思いつつ、でも気持ちが静まってなかったから。もう少し学んだ方が良いなんて批判してくる人達だって、ああ言う状況では同じような態度を取るでしょ。僕のミスはそこですよ…この世界じゃ、政治的に適切な振る舞いをしなければ…あの瞬間、それをしなかったのが誤りでしたね。

【マルケス選手に会ったら、話をする?】ええ。今までとは違うだろうけど。いつも言ってた事だけど、マルケスは非常に優秀なライダーで、もう優勝を狙って来るだろうって…凄いチームに居る事で後押しもしてもらえるだろうし…ただ、やっぱり素質がなければあんな風にはできませんけどね。ダニ(ペドロサ)のライディングとは違うタイプですよね。僕が125ccデビューをした頃は、やはりミスも多かったし、多くの選手を転倒されてしまって…自慢にならない事だし、僕はミスから学びましたよ。今、26才で、多くの学びを経て、物の味方も変わってきました。時速300kmで走ってケガはしたくないでしょ。

(Source:2013年05月06日Diario AS記事より抜粋)



さて、1つ気になるのは…
今日、マスコミ関係者の方が、こんなツイートを出してたんですよ。

《これはロレンソが出したツイートなのか…違うのか?
消えてしまった?》

え〜と、写真にあるツイートはですね…
確かに、アイコンはロレンソ選手が現在使ってる写真なんですが…
書かれてる内容が…けっこう過激でしてね…こんな感じ。
《マルケスの行為は酷過ぎる。誰か、この小僧に操縦の仕方を教えてやった方が良いんじゃないか。模範的な処罰を望む。》
これね…書かれた時間がレースの1時間後ぐらいなんで、まだカッカッしてた頃だとは思うんですが…
もちろん、今、ロレンソ選手のツイッターを見ても、こんな書き込みはないんですよ。
いや〜私としては、誰かがフォトショップで作ったじゃないかと思うんですけどね。普段、ロレンソ選手って英語とスペイン語両方でつぶやくのに、これはスペイン語だけでしょ…
しかも、同じ内容を書くにしても、『小僧』とか書くかなぁ…
あの、もし「ロレンソ選手のTLで見た記憶があるよ」等と言う情報がありましたら、ぜひ、コメント下さい。お待ちしてます。


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POSTED COMMENT

  1. Nao より:

    スパラータはなるべくあっては欲しくないとは思うけど、やはりレースではあり得る事なんですよね。

    それにしてもホルヘは大人になりましたね~。

  2. 松尾 勝 より:

    昨日のまだ若いマルケス選手の話を読み、今日またロレンソの選手の話を読んで、私等年寄りだって学ばなければならないような話をしますね。

    これは長年の私の持論でしすが、バイクの速いやつは頭がいい、頭いいやつは速くなる、頭良くないと生き残れない。

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