金曜のロレンソ選手に引き続き、土曜の第3回フリープラクティス序盤ではダニ・ペドロサ選手が、第1コーナーでハイサイド転倒してしまいました。
『Bikeracing.it』によれば、2008年も雨の中、同コースの第1コーナーで転倒しているそうで…そのせいもあって、同年は前半好調だったにも関わらずタイトルを逃してしまった…なんて書かれております(涙)
おっと、話が少し逸れましたね。
では、こちらが今回の転倒の映像です。
Dani Pedrosa – Sachsenring 2013 Crash 投稿者 GudurganTR
事故後、すぐにレントゲン検査を行なった結果、とりあえず骨折は見られなかったそうですが、更なる検査を病院で行なうためヘリコプター搬送されました。
[下記写真はMCNサイトより抜粋]
[下記写真はElPaisサイトより抜粋]
★FP3でハイサイド転倒したダニ・ペドロサが、肩および胸部のTAC検査のため最寄り病院までヘリコプター搬送された。
★ペドロサ選手は血圧・心拍数も下がっているが、意識はある。レントゲン検査の結果、鎖骨骨折はないようだが、頭部を強打しており、事故についてもあまり覚えていない。
★Charte医師のコメント。
「第1診断は頭部外傷および外傷性ショック。腕神経叢が損傷している可能性あり。」
(Source:2013年07月13日MOTOGRANDPRIX記事より抜粋)
そしてTAC検査の結果が、こちら。
★検査の結果、ダニ・ペドロサは頭部および胸部に合併症は見られなかった。
★左鎖骨に小さな骨折が見つかった。2011年ル・マン戦でマルコ・シモンチェッリと接触転倒した際に折れた箇所が再度骨折したもの。
(Source:2013年07月13日Omnicorse.it記事より抜粋)
そして、予選開始前にはサーキットへと戻ってきたペドロサ選手。
ホンダのボックスでは念のためにとマシンにタイヤウォーマーがかけられておりましたが、もちろん、予選へは不参加となりました。
骨折自体は小さなもので、手術の必要もないそうですが…
やはり問題は…明日の決勝レースですな。
ペドロサ本人が次のようにコメントしとります。
★ダニ・ペドロサのコメント。
「まったくもってギョッとするような瞬間でした…実際のところ何が起きたのか、いまだにはっきりしていません。地面に頭を強く打ちつけ、瞬間、もの凄い痛みを感じました。おかしい所はないかすぐに確認しました。幸い、メディカル・センターでは深刻な骨折はないと診断され…めまいはしてましたが、意識はありました。用心のためケムニッツの病院へ搬送され、その後、サーキットのモバイル・クリニックへ戻りました。小さな骨折が1ヶ所あるだけだそうで、有り難い事に完全に折れてはいません。今晩は休んで、明日はどんな調子になるか。充分な力があるようなら、参戦に向けて医療チェックを受けるつもりです。」
(Source:2013年07月13日Motocuatro.com記事より抜粋)
日曜の朝8時半(現地時間)が決断の時のようですが…
もし決勝レースに出ることになれば、グリッドは12位からのスタート。
う〜ん、出て欲しいような…無理して欲しくないような…
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