MotoGP

ドヴィツィオーゾ『2007年ドゥカティに乗ってストーナーのように勝てるライダーなんていない…』

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★アンドレア・ドヴィツィオーゾがホンダ/ヤマハを経て、ドゥカティでの最初の1年について次のように語った。
「【2013年、ドゥカティ1年目のシーズンを振り返っての感想は?】現実を覆い隠すタイプのライダーじゃないんで、リザルトは周知の事だし。僕にとってもドゥカティにとっても満足行く年じゃなかった事は明白で…目標はまったく違うものですからね。現実を受け止め、何をすべきか理解しなければ…例えば、既に為されたような重要な変革とかね。

【ジジ・ダッリーニャがゼネラルディレクター兼テクニカルディレクターに就任したが…】今まで一緒にやった事がないんで、個人的にどうこう言えないですね。一緒に働いた事のある人達から聞いた話だと、良さそうですけどね。僕の受けた印象も実にポジティブですよ…ああ言うアプローチは好きなんです…話し方とか、選ぶ話題とか…必要以上の事は決して話さない。地に足の着いた、現実的な人物って感じですね。僕にとっては重要な事なんですよ。コースプロジェクト・チーフもそう言うタイプだし…まぁ、僕ら“分かり合える”って感じですね。

【このマシンでタイトルを取れたのはストーナー選手だけだが…何か特別なリクエストはしてみた?】特別なのはないです…リクエストは去年と同じで、うちの限界点はなかなか明白ですからね。単純に僕は(ダッリーニャに)細かい所を説明しようとしました。ケーシー(ストーナー)がタイトルを取った年は、ちょっと特殊だったんじゃないかなぁ…複数の要素が混ざり合って、違いを出せたんだと思います。だからと言って、あの年(2007年)、あのマシンに乗って勝てたライダーなんていないでしょうけどね。ケーシーが凄い才能お持ち主だって事は明白だし、比較しても意味はないでしょ…特に僕にとってはね…ケーシーが使っていたマシンに乗った事がないんですから。

【レースや開発へのアプローチでは、ホンダとドゥカティはどれぐらい違う?】違うけど、どうこう説明するような話はあまりないですね。ホンダの場合、ワークス選手でもメーカー・エンジニアと直接のつながりってないんですよ。ホンダは本当に大きくて、リソースもあるしスタッフもどっさり居るし、コース上では想像もできないような作業もどっさりあります…それが可能な状況なんですからね。ドゥカティのようなメーカーでは無理でしょうね。

【ドゥカティ機は“曲がらない”と良く言われるが、具体的に言うと?】ドゥカティ機の大きな限界の1つが、曲がらない事だと思います。つまり、ブレーキを放して(管理人注:『ブレーキを緩めて』の訳でも正しいです。こちらのブログさんのご意見からすると『緩めて』の方が適切かもしれません)コーナーに突っ込んで行こうとすると、マシンの方はそのまま真っすぐ進んで行こうとして、普通に減速ができないんですよ。だから、そう言った瞬間にホンダ機やヤマハ機よりもコーナーで常に大きな弧を描いてしまうんですよ。

【新しい予選システムへの感想は?】ちょっと心配だったんですよね…僕は予選で並外れてた事がないもんだから。でも、実に良かったですよ。自分のセッションをこなして、何分かボックスに戻れて。そして、またコースに戻れて、トーンダウンせずにセッションをこなせますからね。最高タイムを出すには一番のやり方でしょ。実際、あの15分間でマシンもタイヤも換えずに凄いタイムが出てきてるでしょ。それって最大限の力を引き出せる適切な方法って事でしょ。」
(Source:2014年01月21日 Motograndprix記事より抜粋)


ドヴィツィオーゾ選手やストーナー選手と言えば…
こんな懐かしい写真が…





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