さあ、皆さん、セパンテストは2月4日からですよ！
もう1週間切りましたよ！！
実は、こう言う時期が一番記事が少ないんですけどね…
さすがイタリア人気サイト『Gpone』！
ホンダのスッポマネージャーに根掘り葉掘り聞いております！！
『スッポ：マルケスは新たなロッシだ』
★リヴィオ・スッポ（HRCチームマネージャー）が次のように語った。
【2月4日（火）にセパンテストが始まるが…新たな面は？】遂に再開しますね…特に、大きな変化はないと思います。昨年と似たような状況でしょう…マルク（マルケス）とホルヘ（ロレンソ）が先頭でね。新たに導入されるもので重要なのは…レギュレーション面では、燃料の減少でしょうね…ただ、まぁ、どこか変わったとしたら開幕戦までのお楽しみですね。
【何か変えるにしても、テストは僅か9日間しかないが…】セパンで2回、それからフィリップアイランドで1回。フィリップアイランドの方はブリヂストンからの要請なんで、タイヤ中心になるでしょう。カタールテストには行かないしね…フィリップアイランドに行くチームは全て、カタールには行かないんですよ。
【Open機については？】面白いんじゃないんですか…ワークス機とプライベート機には常に違いがあって…今後もあり続けるだろうし…プライベートチームに戦闘力が充分にあるマシンを提供する1つの方法にはなるでしょ…500cc時代の時のようにね。プライベートチームの目的の1つは若手ライダーを育てる事であり…速いマシンでならそれも可能でしょう。
【ワークス機は比較されるでしょう…】そうでしょうね…Open機にはレギュレーション上でいくつか利点があるし…ただ、その手の評価は難しいでしょう…このスポーツでは選手によって違いが出るから。誰が乗るかで違ってくる…マシンだけじゃないんですよ。
【CRT機より気に入ってるようだが…】CRT機は妙案だったが、開発が悪かった。良い仕事をしていたのはアプリリアだけで…アレイシ・エスパルガロが披露してた通りね。他はね…『ガレージ製』って感じで、選手も粒ぞろいと言うわけではなかったし。Open機は戦闘力もあるし、値段は手頃…うちのRCV1000R機はリースじゃなくて販売ですからね。だから、2〜3年で投資した分も均せるでしょう。
【Open機は将来的に現在のモトGP機に取って代わるかもしれないが、ナカモト（HRC副社長）は電制システムがワンメイクならホンダは世界選手権への興味を失うだろうと…】レースにおけるメーカーのメリットが研究開発と連結している事は明白でしょ…ここ何年か電制システムは中心になっているのだし…戦闘力を左右するポイントになっている。また、市販車へも影響してくる点ですからね。電制システムの開発を否定すると言う事は、興味はより薄れるでしょうね。別の面としては、運営陣と言うのは新規参入を容易にしたがるものだろうし…まぁ、それはポジティブな事でしょう。適切なバランスを見出す必要があるんじゃないですか…今後何ヶ月間か、上手いこと折り合うよう話し合っていきます。
【もうストーブリーグが始まっているが…】気持ちは分かりますよ…昨年はトップライダー全員が契約済みだったわけだから。今後の何ヶ月間か、うちは全選手と話していくつもりです。ただ、うちの選手2名は非常に強いですからね…昨年は3タイトル全てを勝ち取ってきてくれたし、2選手ともタイトル争いに加わっていた。勝つチームって言うのは変わらないものですよ…ただ、交渉を始めるには時期尚早ですね。
【2014年のチャンピオン候補は誰？】マルケスとペドロサ、ロレンソが、それぞれ33％ずつ均等に可能性があるでしょ。3人とも実に強い…表彰台に上がり、毎回優勝を狙う実力がある。
【ロッシ選手は？】ヴァレンティーノ（ロッシ）について語るのは常に容易じゃない…すぐにアンチ・ロッシの烙印を押されてしまうから…ただ、彼自身が認めているように、現在の目標は上位3選手とのギャップを縮める事でしょう。ヴァレンティーノの事は非常に高く評価してるんですよ…チーフメカニックを変えるとか、また勝負に出る度胸があった訳で…後は、それが吉と出るかどうかですよね。それに新ライディングスタイルを身に付けなければならないしね…ストーナーが始めて、マルケスやペドロサによって改良されたスタイルをね。マルケスとロッシの年齢差はけっこうなものだって事も忘れちゃいけない。
【スペイン3強ライダーに割って入っていける唯一の選手でしょう…】最強3選手が皆スペイン人で、そこに割り込んで行けたら更に面白いでしょうね。表彰台のヴァレンティーノを頻繁にみたいと皆が願っているし、このスポーツでは今なお彼が一番の人気選手ですからね。ただ、マルケスと言う、2輪で世間を沸かせられる選手が見つかったんじゃないでしょうかね。タイトル争いと言うものがあり、ショータイムにばかり目をやっていられないが、そう言う意味ではマルケスはヴァレンティーノのようでしょう…学んで身に付くような個性じゃない。
【マルケス選手にアドバイスは？】去年は驚異的なシーズンを送り…ケガせずに済んだのも幸運でした。リスクの限界を模索し、転倒を減らすようにと言いたいですね。ロレンソやペドロサはそれでタイトルを逃してしまった…シーズンは長く、ミスの1つ1つが高くつきますから。今、勝者とは一番ミスを犯さなかった者なんじゃないですか。
【ペドロサ選手にアドバイスは？】ああ言う経験豊富なライダーに何か言うのは難しいですね。去年も、アラゴンでの不運がなければ最終戦までタイトル争いをしていたでしょう。タイトルを勝ち取った事はないが、今年は良い機会になるかもしれないでしょうね。
【ドゥカティはジジ・ダッリーニャ登場で立ち直る？】更なる責任を背負う事になるのは確かでしょう。昨年のドゥカティは若干差を広げてしまった、プレツィオージ（フィリッポ、元ゼネラルディレクター）抜きでやると言うミスを犯し…そのツケを支払う事になってしまったんですね。ダッリーニャはSBKで活躍してきたし、上に登って行くための知識もあるんじゃないですか…それにもの凄いポテンシャルを内に秘めているし。ドゥカティがモトGP参戦初年度の開幕戦で表彰台に上がり、総合4位に入っていると言う事を忘れてはいけませんね。
（Source：2014年01月29日 Gpone記事より抜粋）
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