『マルケス：終盤のペドロサが脅威だったからプッシュした』
★ヘレス決勝戦で優勝したマルク・マルケスのコメント。
【開幕から4戦全勝…一体どうやったら？】
「いやぁ〜なんて説明したものか。最終的には全体的な作業と頑張りの賜物です。もちろん、色々と偶然にそうなってるわけじゃないですよ。冬期シーズンはフィジカルトレーニングをたっぷりしたし…ケガの時は別にして…あれはちょっとロスでしたね。でも、すぐに良い感じになれたし。それにチームもですね…チームともマシンとも凄く良い感じで。それから2014年シャーシですね…物凄く合うんですよ。改善すべき点は色々とあるけど、僕には凄く良いですね…僕のライディングスタイルに最適なんですよ。」
【予選後、理屈からするとかなり互角な戦いになりそうだったが…】
「そうですね。でも、レースで僕が速くなったわけじゃないですよ。僕は同じぐらいだったし…FP4の感じからすると、皆、互角に見えていたし…FP4のリズムとレースでのリズムを比べると、僕は単純に同じ走りをしてました。最初は39秒後半で、その後は40秒前半でしょ。ただ、何かしら理由があって、他の選手はちょっと苦戦してたんですよ。確かにコースがね…特にフロントタイヤがちょっと滑るようになってたし…でも僕はかなり上手くこなすように頑張ってました。」
【レース序盤が一番面白かったが…】
「ホントに（笑）。最初の、ヴァレンティーノ（ロッシ）と一緒の2周は本当に良かったです。最初にプッシュして行く事にしたんです…特に終盤のダニ（ペドロサ）が恐かったもんですから。FP4では（ペドロサが）ユーズドタイヤで凄いリズムを刻んでたんで、スペースができた時にね…予想外の事だったんで、そのままプッシュする事にしたんです。終盤で、そう言う事があるかどうか分からなかったし。」
【どこを改善していくべき？】
「もちろん、難しいですよ。端から見ると全て完璧そうだけど、結局、改善すべき事は常にあるもんで。あるメカニックが言ってたんですが、レースマシンと言うのは良く動くものだし、こっちは動かないようにしようとするし…それで、僕らはコーナリングも改善しようとするわけですよ。例えば、第5コーナーでは週末の間ずっとロスしていた。この手のコーナーがもっとたくさんあるサーキットもあるわけで…その辺を改善しなければなりませんね。」
【新タイヤもOK、燃料満タンも障害ではないと…何が変わったの？】
「色々と…でも、特に経験ですね。新タイヤについてはセパンでも、2013年用も2014年用も良く似た感じがすると言いましたよね。多分、今は皆、マシンをタイヤに合わせられたんじゃにのかなぁ…僕は最初から凄く良い感じでしたけど。燃料満タンの時もけっこう良い感じですね…特に、ロレンソがしていたような事をちょっとしてるからなんですが。スタートして、第1ラップでリズムを決めるんです。以前より整ってきた感じですね。予選でも第1ラップから良い周回ができるようになりました。」
【3勝しても、第1ラップでそんなリスクを冒す必要がある？】
「序盤ラップは常にアグレッシブに行かなければ。序盤と終盤は頑張ってプッシュしなければならないんです…だってオーバーラップが大変なコースだって分かってるんだし、特に、3位にいたなら何がなんでも2位に出たいじゃないですか。だからスタートでは物凄く集中したし、直線コース最後では首位に立ったんです。最初からはっきりしてたんです…最高2位で行くか、レースペースを決めて行くかね。」
【ヘレスでだけ優勝がなかったが…今回の優勝は思っていた通り特別だった？】
「そりゃな〜当然、特別ですよ。アルゼンチンやオースティンは得意のコースだし、ここはロレンソがいつも良いレースをするコースですからね。ヴァレンティーノもそうだし、ダニは去年優勝しているし…だから特別ですよ。僕はいつも苦戦するし、ここで優勝すると士気が高まりますよね。既に高まりきってるけど、更に高まります。でも、勝てないレースを上手くKこなすのも大切でしょうね。こう言うレベルに達すると、全レースで勝たなければならない感じだし…こう言う時は2〜3位になれるようにしておくのも重要ですよね。」
（Source：2014年05月04日 Diario AS記事より抜粋）
今、イタリア衛星放送のインタビューでマルケス本人が言ってたんですが…
普段は青いパンツで、レースの時は赤いパンツだそうですよ！！
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