MotoGP

ペトルッチ代役⇒コルティ断り⇒ファブリツィオに決定:2014ムジェッロGP


え〜と、話しは5月初めのヘレス戦まで遡りまして…
WUで激しいハイサイド転倒をし、手首を骨折してしまったダニーロ・ペトルッチ選手。
その後、ル・マン戦に代役として起用されていたルーカ・スカッサ選手がアプリリア・オープン機のテスト中に転倒し、大腿骨骨折の重傷をなってしまい…
今回のムジェッロ戦直前には、ペトルッチ選手がまだギブスをはめた状態ながら何が何でも参戦すると頑張り、5月29日夜には挿入されてるボルトを抜いて、走行テストをしてみる予定だったんですが…
結局、こうなってしまいました。

《(ペトルッチ)残念ながら僕の手首はダメでした 医療コミッションからムジェッロ戦に走行不可能と告げられました》



と言うわけで、ペトルッチ選手が所属するイオダ・チームにはテストライダーも居ないもんですから、大急ぎで代役探しを始めたんですが…
これがけっこうな難行苦行でして…
モトGP機を乗りこなせる選手を、レース直前に見つけなければならないんですからねぇ。
29日午後にはクラウディオ・コルティ選手(現在、MVアグスタ機でSBK参戦)が打診されたものの、答えはこちら。

《(コルティ)ある種の事をするにも、今、僕はMV機にべったりなものだから でも、声をかけてくれて有難う》



その後、アプリリア機でSBK参戦中のトニ・エリアス選手からも断られ…
残るはアプリリアのテストライダーさんとか、SBK参戦中のシルヴァン・ギュントーリ選手とか…
でも、それはアプリリアが良い顔せず…

そして、結局、こうなりました。

『ファブリツィオ:ペトルッチ代役でアプリリアを駆る』

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★イオダ・チームがダニーロ・ペトルッチの代役にミシェル・ファブリツィオを起用し、ムジェッロGPに参戦する事となった。

★ファブリツィオ選手はル・マン前戦の前にも同代役について打診されていたが、辞退していた。

★ファブリツィオ選手は、5月31日のFP3〜予選でタイヤやマシンに慣れる事となる。

★同選手は昨年、RSV-4 SBK機に乗っている。

★ロードレース世界選手権へは2002年125ccクラス、2004年モトGPクラスで参戦している。また、2006/2007/2009年にはホンダやドゥカティで代役をこなしている。
2014年05月30日Gpone記事参照)


あの…ちなみに、ファブリツィオ選手と言えば、今年のSBKに『Iron Brain Grillini Kawasaki 』チームから参戦してたんですが、5月中旬に解雇されまして…
当初より、リザルトもしくは双方(選手とチーム)の関係に満足できない場合は、選手からでもチームからでも契約破棄できるとしてたんだそうです。


その他参考資料
『Gpone』http://bit.ly/1oRltaf, http://bit.ly/1oCuRRw
『Moto.it』http://bit.ly/1roNTwL



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