モトGP『インディアナポリスFP2の経緯』
★FP1では終盤の数分に新タイヤを使用せず、5位で終了していたマルク・マルケス(ホンダ)が、FP2ではリアにハードタイヤを履いて1分32秒282を刻み、首位を獲得した。唯一、1分33秒の壁を破り、ペースも1分33秒前半。
★2位はアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・プラマック、+0.222)は、オープン機専用のスーパーソフトタイヤを使用せず、フロント/リア共にミディアムタイヤでタイムを出した。
★ドゥカティ勢が好調で、アンドレア・ドヴィツィオーゾが4位(ファクトリー、+0.550)。ペースは1分33秒後半で、イアンノーネ選手より0.3〜0.4秒遅いが、3位ホルヘ・ロレンソのペースには接近している。
★3位ロレンソ選手(ヤマハ、+0.542)はリアにミディアムを履いてタイムを出した。ペースは平均1分33秒。
チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシはリアにハードタイヤを履いて9位(+0.716)。ペースも1分34秒の壁を破れたのは1度だけ。
★FP1でのブレーキ問題を解決したダニ・ペドロサは5位(ホンダ、+0.611)。ただし、リアの挙動が100%ではないと嘆いていた。
★明日の天候も不順で、土曜の午前が雨の場合はFP2リザルトで予選1・2に振り分けられる可能性も有り。その場合、FP1行きはポル・エスパルガロ、スコット・レディング、カル・クラッチロー、アルヴァロ・バウティスタ等。
★ニッキー・へイデン代役のレオン・キャミア(ホンダ・オープン機)はFP1より3秒半削ったものの、最下位であった。
(2014年08月08日Gpone記事参照)
モト2『インディアナポリスFP2の経緯』
★FP1では0.04秒の僅差で2位だったドミニク・エガーター(スッター)が、1分37秒518を刻み、首位に立った。FP1首位ラバト選手のタイムより0.5秒削ってみせた。
★サプライズはサンドロ・コルテーゼの2位(カレックス、+0.010)。FP1では4位だった。
★現在、ランキング首位のエステヴェ・ラバトは3位(カレックス、+0.179)。
★転倒が多発し、パジーニ、ポンス、カルドゥス、シャー、クルメナッハらの転倒によりレッドフラッグが出された。
★イタリア勢トップは、またシモーネ・コルシで6位(カレックス、+0.489)。アレックス・デ・アンジェリスはリアのスイングアームに手を加え、9位(スッター、+0.729)。
★FP1では16位だったマーヴェリック・ヴィニャーレスが7位(カレックス、+0.673)。
(2014年08月08日Gpone記事参照)
モト3『インディアナポリスFP2の経緯』
★FP2はドライコンディションで開始したが、その後、最終セクター辺りで20分ほど雨が降り続けた。首位タイムはイサク・ヴィニャーレス(KTM)の1分45秒507。
★2位はアレックス・マルケス(ホンダ、+0.097)、3位はジャック・ミラー(KTM、+0.210)。
★サプライズはジョン・マクフィーの5位(ホンダ、+0.595)。
★イタリア勢トップはエネア・バスティアニーニの6位(KTM、+0.959)。ニッコロー・アントネッリ8位(KTM、+0.998)、ロマーノ・フェナーティ11位(KTM、+1.108)でFP1より上昇。アントネッリは操舵性とグリップに問題有りで、前者についてはハンドル角度に手を入れた。
FP1で3位だったアレッサンドロ・トヌッチは20位(マヒンドラ、+1.779)で、FP1に比べ2秒弱速くなっただけ。
(2014年08月08日Gpone記事参照)