『ロッシ:セッティングで苦戦』
★ヴァレンシア最終戦FP2を10位、FP総合を7位で終えたヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
「今日は厳しかったですね…特に、午後のFP2が。FP1は悪くなかったんですよ…手応えはそこそこ程度でしたけどね。でも、とにかく問題はありましたね。マシンが操縦しにくいんですよ…落着かなくて、アグレッシブすぎる。タイヤでも苦戦してしまって…リアもフロントもね。気温は低いは、左コーナーが多いはで、タイヤの右側の温度を上げられないし、丁度良いグリップも得られないし。状況を打開しようと頑張ったんですが、FP2では悪化させてしまいましたね。どっさり改良したのに、打開策は見つからなかった。唯一ポジティブだったのは、どっさりデータを収集できた事でしょうかね。最高のバランスを探るのに役立ってくれるでしょね。ここは、いつも通り、ギャップは控えめなんですよ…コースも短いし、多くの選手が1周ぐらいなら速く走れるから…特に、スーパーソフトタイヤならね。でも、実際のところ、マシンの乗り心地が良くなくて。」
【左右非対称のフロントタイヤは試してみた?】
「ええ。午前と午後とでフロントのオプション3本試してみました。32番が好きでしたね(※通常タイヤのミディアム)。でも、非対称タイヤも悪くなかったですよ…フィリップアイランドの時に比べたら、普通の以上の挙動みたいだし。多分、両方とも使えるんじゃないのかなぁ…ライダーのフィーリング次第でしょうね。」
【ここのコースは好みじゃないと言うのも不調の原因?】
「確かに僕好みのコースではないんですが、どちらかと言うと技術的な問題の方だと思いますね。速く走るには、僕は通常使わないようなセットアップにしなければならない…フロントよりリアの方に荷重がくるようなね。それで、上手く操縦できないんですよ…でも、伸びしろはあると思ってるんで。」
【統計によると、ここは1列目スタートじゃないと優勝できないとか…】
「ここのレースは、よく退屈なものになってたけど…でも、2列目スタートでも高い戦闘力でイケルと思いますよ。」
【いつもより苦難の金曜日だった?】
「実のところ、1年の間にこう言う金曜日って言うのはけっこうあったんですよ。作業方法がね…色々と試していくもんだから。そのうえ、シルヴァーノ(※ガルブゼラ、チーフメカニック)が知らないコースもあったし。これまでもあった事だけど、今回もレースに向けて伸びていける可能性はあると思ってます。」
【2015年に向け、ホンダのペースに付いて行くには、ヤマハはどの辺りの手を入れていかねばならない?】
「『シームレス』は確実ですね…最高のブレーキングシステムを得るためにね(※ヤマハのシームレスはホンダと異なり、ダウンシフトがない)。でも、他にも手を入れる所はあるんですけどね。」
(2014年11月07日Moto.it記事参照)
なんだかんだ、決勝には、合わせてくる、いつものロッシ君に、期待^m^
今年も、もう最終戦ですかぁ・・・・・・・
さびしくなるなぁ(ToT)
来年はこちらで予想外に良かったり、逆に悪いと先日発表の新R1MでSBKへのスポット参戦があったりしないんでしょうか?
The doctor 診断中 ですね。