Moto2 category

『チームで稼ぎがないのはライダーだけ…』マッティア・パジーニ


『パジーニ:ビジネスじゃなく、もっと情熱を…』

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★マッティア・パジーニ(29才)はロードレース世界選手権に11年参戦し、これまでレース優勝を10回、表彰台26回を獲得してきた。しかし、来年のシートはまだ決まっていない。

★パジーニ選手のコメント。

「来年ですか?リッチョーネ海水浴場の監視員の契約なら、すぐにあるんですけどね(冗)。でも、焦ってはいませんよ…他の年と違ってね。」

【それは一体どうして?】
「実際のところは…それなりの状態にすべく奔走してる最中なんですよ。この3年間、様々な理由で厳しかったし…おそらく、僕もそれを痛感していたんだろうし。目標も達成できず…時には運の悪さから…時には自分に自信がなかったから…自分でも気に入らないような理由やら何やらでね。」

【どう言う風に対応していくつもり?】
「真面目に分析してみたんですよ…来年は、ドラマ仕立てなんかじゃなく、もっと真剣にレースの事を考えているポストにつくためにね。僕としては、自分の事をまた話の渦中に据えたいと思ってます。」

【これまで学んできた事は?】
「厳しい時期って言うのは、自分を弱くするもんじゃなく、強くするもんだって事を。ここ何年かのシーズンにはポジティブ面もあるわけですよ。2015年も同じマシンで走れたら嬉しいんだが…そう言う事って、した事ないんですよね。モト2クラスでは、それも違いを出す為の1つの要素だから。例えば、(ミカ)カリオなんか、今年はタイトル争いをしてたけど、何年も前は苦戦してたじゃないですか。モト2って言うのは特殊なクラスで、安定を要するんですよ…何年も乗って、時には下積みする覚悟もないと。」

【そうとも限った事ではないのでは…】
「例外はトップチームだけですよ。全選手、モト2に昇格したらすぐに優勝したいと思っているが…そうはいかないんです。通常、1秒以内に20選手が並んで…ちょっと緩めてみようなんて言語道断。だからこそ、僕は、今まで真剣にプロジェクトをこなしてきたチームを探したいんですよ…予算を埋めるためだけにライダーを雇うようなチームじゃなくね。もう今では…時々、チーム内で唯一稼げないのはライダーって言う所まできてるんですから。」

【この何年かで、状況は悪化しているが…】
「運営陣を批判するつもりはないですよ。モト2は素晴らしい選手権クラスだと思ってますから…でも、プライオリティと言うものを再確認しなければ。今や選手にマネージャー業やらPR、そのうえ事業経営まで求めてくる…資金調達をしなければならないからですよ。それまでの功績でもって、キャリアを進めていくべきだと思うんです…金銭面の話じゃなくね。」

【この10年間で、かなり色々と変ってしまった?】
「新しいチームなんかは、今までとは違うアプローチをしてますね…レースが好きだから…情熱を傾けてレースに参加してる人間は、今や僅かです。今や普通の企業みたいですよ。経済不況の影響もあって…スポンサー支援も減ったし…この業界では、ひしひしと感じますね。1ライダーがスポンサーを見つけるなんて、どんどん難しくなっている。」

【参戦するのにライダーが金は払うのは、今では普通の事で…】
「僕らの情熱は、かなり弄ばれてしまってますね…僕らはこのスポーツを大切に思っていて…それを利用する輩がいるんですよ。実に親切そうな顔をして近づいてくる。やりがいのないゲームって言うのも時にはあるって、理解しましたよ。この何年間か、よく自分に問いかけてきたんです。時に世間では多くの事を忘れてしまいがちだが、でも、そうあってはいけないでしょう。僕らの仕事は、良い事ばかりじゃないんだから。」

【スーパーバイク移籍を検討した事はない?】
「いいえ…スーパーバイク選手権の事は好きだけど、僕の目標はロードレース世界選手権の方で優勝する事だし、そうできると信じているから。モト2クラスでのオファーもあるにはあるでしょう…でも、助けになってくれるような資金や会社を見つけられないことにはね。やり直すために、このモト2クラスに残りたいんです。僕は正直だし、何が自分の過ちだったかも分かっている…ある程度のリザルトが出てくれなかった理由も分かっている…だからこそ、雪辱を果たしたいんです。」

【ここ何年間かを分析してみると…】
「まず2009年に最初の壁にぶつかって… 『Toth』チームでアプリリア250cc機に乗ってた時です。資金不足で、金曜日のフリープラクティスに出られない時もありました。でも、いずれにせよ表彰台にも上がっていたし、優勝も1回したし。その翌年、『JiR』チームからモト2クラスに出ました。早々にケガをしてしまい、シートを失ってしまった…ほとんどレースに出なかったも同然でね。2011年にはイオダ機で出たが、マシンにもチームにも上手く折り合いがつかなくて…2012年には『Speed Master』チームでモトGPクラスに出たんだが、他の選手のように戦えるコンディションではなかった。」

【この2年間はチーム・フォワードから参戦していたが…】
「2013年シーズンは成長していけました…メカニック陣とも凄く上手くいっていて…Speed Up機は乗りやすいマシンではなかったが、シーズン終盤には上手く調整できたしね。あいにく、次の年は別のマシンになってしまって…スタッフも変えられてしまったんです。古いマシンでスタートし、交換パーツも不足してたし、テストも全然しなかった。もしかしたら、僕が冷静さを欠いてしまっていたのかもしれないが…速かったものの、なんら結果は出せませんでした。」

【それは誰の責任?】
「僕の責任と言う気しかありません…僕のミスだった事は確実なんで。うわべだけじゃなく、中身の全てを見て欲しいと思うばかりですよ。僕の状況を理解するには、きちんと分析し、あらゆる要素をすべてを見て判断しなければ。」

【将来については?】
「誰かが僕に信頼を寄せてくれるようなら、僕の方では準備はできています。多くの間違いを犯してきたが、そこから学ぶための経験も僕にはある。シーズンが終わってから、一日たりともトレーニングは欠かしていません。たとえ上手いこと調整がつかなくても、あらゆるチャンスに向けて用意をしていくつもりです。」

2014年12月12日Gpone記事参照)


イタリア選手の場合、現在、自力で稼げているのは、おそらくロッシ/ドヴィツィオーゾ/イアンノーネ選手ぐらいでしょうか…
地元の噂ではイアンノーネ選手なんかは実家がお金持ちだとかで、ドゥカティのファクトリー選手扱いになる前から、ランボルギーニを乗り回してたって話ですが。
マッティア・パジーニ選手も実家がミニモト・メーカーなんで、食べるのには困らないでしょうが、やっぱりライダーとしての資金繰りまでは賄えないんでしょうねぇ。
その他は、警察に所属して公務員として参戦を続けている選手も、けっこういまして…
例えば、ダニーロ・ペトルッチ、シモーネ・コルシ、ミケーレ・ピッロ選手辺りですかね。
あっ、そうそう…
アレックス・デ・アンジェリス選手なんかも、以前から自力で稼げるライダーの中に入ってますねぇ。



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