MotoGP

マルケス『ロッシはいつだって僕の憧れ』2015アルゼンチンGP

『マルケス:ロッシは僕の憧れ!』

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★4月19日(日)、アルゼンチンGP決勝レースで独走首位だったマルク・マルケスは、追い上げてきたヴァレンティーノ・ロッシと競合い、接触転倒。リタイヤとなった。

★マルケス選手のコメント。
「僕は大丈夫です…転倒で横っ腹に擦り傷ができたけど、幸い、大きなケガはありませんでした。
エクストラハードタイヤにしなかった理由は…あのタイヤだと勝てる状態になかったからです。前に出ていられる唯一の方法は、柔らかい方のタイヤを使うことで…ラスト2周までは100%上手くいってる風でした。
レース序盤で攻めに出て…たっぷり差をつけられたし…でも、ヴァレンティーノ(ロッシ)がレース後半で速くて、追いつかれてしまいました。終盤ラップは調子良かったんですよ…実際、1分39秒前半で周ってたんだから。」

【ロッシ選手との接触は…】
「あれは惜しかったですね…2人で良いレースをしてたから、ああ言うことになってしまったんです。興味深かったですよね…うちはヴァレンティーノとは違うタイヤを使っていて…ハードタイヤだと戦闘力がちょっと劣るような感じでした(※ロッシ選手はエクストラハード)。
何が起きたかは、皆さん、観た通り…ああ言うのはレースだから。ヴァレンティーノはいつだって僕の憧れで、僕のお手本です…いつも何かしら彼から学ぶことがあるんですよ。
マレーシアテストから、ああ言う強いロッシを待ち望んでたんです。でも、道のりは長いんだし、ヘレス戦で勝って、追い上げていきますよ。」

(2015年04月20日『Motosprint』記事参照)
(2015年04月20日『Gpone』記事参照)



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POSTED COMMENT

  1. GSM より:

    憧れの、強いロッシ……

    あの衝突はレーシングアクシデントではないと思います。マルケスのフロントにロッシのリアが擦る直前のほんの一瞬、コンマにも満たないほどの短い時間、ロッシは確かに、マルケスを見ましたから。

    クラッチローがラストラップ最終コーナーで表彰台をもぎ取り子供のような歓喜を爆発させるその先で、絶対的なチャンピオンとの戦いを制したロッシは冷静にウィニングランを回っていました。
    ロッシは本当に、とても強いライダーですね。今日ほどその事を深く感じ入った日はありません。

    • ラルフアンダーソン より:

      確かにチラッと見ていますが、ヘルメットを被っていたら、真横は確認できても後方までは見えないのではないのでしょうか。
      バイクで車線変更するときなど、後方確認しようと思ったら、かなり振り向かないと見えないですし。
      ロッシの立ち場からすれば、1度完全に前に出ていますし、1回目の接触は右後方からの追突だと思います。危険だなと思いました。

    • らんちゅう より:

      真相は知る由もありませんが、
      「ヴァレの”老獪さ”にやられた」って見えなくもない・・・かな?

  2. 修羅朱種酒 より:

    G+の座談会で
    「今のレーサーたちは和気あいあいスポーツライクになり過ぎている」
    という意見が多々出てましたが…
    サーキット外は仲良く、コース内では眼を三角にしてゴールを目指す
    こういうの悪く無いと思います。コメントからシて、邪魔するのも選手同士暗黙の了解の範疇なのか?

  3. Sb より:

    宮城氏も言っていたけど、やはり前のライダーの走行ラインをよんで回避すべきだったんじゃないかなーと思います。
    ロッシはマルケスを確認していたけどだからといって後ろに気を使った操縦をして負けたら元も子もないですし…。

    それよりロッシのチーフメカニックのガルブゼラさんが居なかったのが心配です。
    集合写真や表彰台でもピットでも見かけなかった気が…。

  4. tama より:

    俺としてはマルケスってダーティーなイメージなんだよね。
    余りに速いから問題のある走りを誰かにする事が少ないだけで、実は結構してない?
    第一戦でバウティスタを潰したし、moto2の時は誰かに突っ込んでたよね。
    ゴール争ってた時にヒジを出してたときもあったし、ベドロサも転倒させられたし。
    今回もロッシの走行ライン潰して有利に走ろうとしたら、全く考慮されなかったってだけでしょ。
    昔から強引な走りはするけど、強引に走られると弱いってイメージ。

  5. ヤマハ より:

    マルケスは今後もああいう事をするつもりなんだな。

  6. from1987 より:

    今年は、
    存分に、レースが楽しめそう。

  7. sachiae86 より:

    マルケスが何を言いたいのかイマイチよくわからない。
    昨日みたいなワクワクする楽しいレースは久しぶりで、めちゃくちゃ楽しかった。
    昨日のレースはロッシの強さを確信できる素晴らしいレースだった。
    マルケスは素直に避け切れなかったとミスを認めて欲しい…

  8. daira より:

    マルケスのコメント待っておりました。
    La chiricoさん、いつもありがとうございます。

    マルケスはあの時、勝つために出来る唯一のことをしたんだと思います。

    ロッシも一度後ろを確認してマルケスならもう一度アタックしてくるとを予測していたでしょう。
    映像を見返しても、ロッシがマルケスを罠にかけたかどうか私にはわかりませんでしたが、
    もしそうだとしたらマルケスはそれを感じているはずです。

    そういったものを全て含めてマルケスは”ああいうのはレースだから。”と言い、ロッシは”マルケスが間違えた。”と言った。

    二人が怪我をしなかったから言えることですが、私はこういうのかなり好きです。

    ところでこういう時にマルケスを叱る役の人って、誰かいるんですかねー?

    • ヤマハ より:

      ボスのナカモトさんでも叱れません。本当のボスはマルケスだから。お父様も無職?なので偉そうなことは言えません。今回の接触二連発で笑いながら内心怒り爆発のロッシ。あとがこわい。

      • kan より:

        ヤマハさん、いくつか書き込みをよませていただきましたが、イヤミな書き込みはやめて楽しく意見の交換をしませんか

        • ヤマハ より:

          Kanさん、不愉快な思いをされたようで、ごめんなさい。でも自分は、ここに書き込みしている方の揚げ足を取ったり、バカにするような事はしていないつもりです。あくまでも、この興味深い記事への感想と意見だけを書いています。スポーツや政治に対する意見って、人によってバラバラですよね。ここは特定のライダーの応援ページじゃないので賛同できない意見もあると思います。嫌み臭かったのはごめんなさい。

  9. らんちゅう より:

    マルクのコメントのアップ、ありがとうございます。
    何かあった時に、彼が自分の頭の中や心の中をどう整理するのか
    いつも興味深いところなのです。

    始めから終りまで、本当に劇的だった。
    この人たち「本気で戦っているのだ」と改めて実感。
    結果、ヴァレンティーノ・ロッシの凄さと怖さを見せ付けられた感じ。
    マルクにもゴールして欲しかったけれど、転倒後の彼の姿には感動した。
    2輪のレースの醍醐味満載で、お腹いっぱい胸いっぱいだったなぁ。

    さぁ、ヘレスから巻き返し!

  10. ステさん より:

    直前にハードヒットしてるんで、確認しただけだと思います。 その後は通常ラインですよね。
    ちょうど、先週のアメリカズでザルコとシメオンが同じような事になってましたね、あれはもっと横並びでしたが。

    何にしろロッシの凄さが見られたのと、マルケスも飄々と凄い事をするばかりでなく、”気持ち”が前面に出るようなシーンが見られるのは良いですね。

  11. tomoru より:

    青山選手はペトルッチにぶつけられたんですね。

  12. A-jl より:

    レースもLIVEで観てたし、レース後のヘリからの映像も見たけどあれはマルケスの単純なミスだね。直前のコーナーでロッシはたしかにインを開けてるがマルケスがその隙間に入る頃にはロッシはイン側へマシンを寄せていました(ブロックラインにも見えますが)。そのロッシにマシンをヒットさせた時にロッシが弾き出されたのを確認してマルケスは横に並ぼうとアクセルを開けたが(この時点で間違い)ロッシは理想のライン(アウト側)に修正する為にリアを外に振るための切り返しを行った時にリアタイヤがマルケスのフロントタイヤにヒットして弾き出されてしまった(様に見えるだけです)。そうならない様に直前のコーナーでロッシにヒットした段階で仕切り直してちょっと引くべきだと思います。ラストラップの最終コーナーでも無いのにあそこまで強引に並ぼうとよくをかいたのがイケなかったですね。他の方も仰る様に他人のマシンのラインを無視して走る癖は今年に入っても未だ治って無い様に見えます。

  13. vale46 より:

    MM、大人な対応ヘレスでは負けないぞと言う闘志が感じられる実際今年のチャンピオン候補No1はゆるぎなくこの男なのだから

  14. Montagnya より:

    マルクはヴァレンティーの追い上げから、前に出られるとついて行けないので何としても抜かれたくないと思っているように感じた。1度目の接触で本来なら引くべきなのに、更に強引な行動をとって転倒してしまった。やはりマルクが間違えたという事でしょう。ヴァレンティーが巻き添えにならなくて本当に良かった。

  15. MV より:

    絶対的に今までがマルケス速すぎた
    だから競り合って勝ちをもぎ取る(もちろんフェアでね)バトル慣れしてないんだと思う。
    そこに現れたのが、幾多のバトルを繰り返してきたロッシ。
    その経験の差が非情にも出たのではないでしょうか。
    GPあがったばかりのストーナーみたいな感覚があります。後ろにべったりつけられたプレッシャーやバトルになると直ぐ転倒してしまう。まだマルケスは若いんだからバトルでの経験値をもっともっと積んで欲しい。きっと一皮更に剥けると思う

  16. yzrm1 より:

    真相はロッシにしか判らないですが、一歩間違えば、自分も巻き添えを食って転倒してしまうようなリスクを冒すとは思えませんが・・・。

  17. ZX4 より:

    マルケスって、拙いポジション取りしたり、予測不能なアタックを仕掛けたりする。

    予測不能なアタックはバトル相手の想定外でもあるから、オーバーテイクには有効。
    時として危険。
    そこは表裏一体じゃないかな。

    ポジション取りの悪さは意外と治らなかったりする。
    でも2年連続チャンピオンだし、学習能力も高いんだから修正できると思うんだな。

    今回の件、マルケスがチャンピオンシップより目の前の勝負を重視したことが良かった。

    ロッシと30ポイント差。
    単純計算で、マルケス優勝、ロッシ2位が6戦連続しないと同ポイントにならない。
    サマーブレイク前に追いつくか?
    ドヴィも警戒しないと。

    それにしてもホンダのバイクは落ち着かない動き。
    タイヤがコースに合わない時は苦労しそう。

  18. YP より:

    マルケスは自分でラインを消し行き場をなくした結果接触するしか無かった・・
    何時もの接近し過ぎ、前走車の動きは予測出来ないって事・・
    それがロッシの言う間違いの意味では?
    言える事は、あの時ロッシはそう言える立場に有ったと言う事でしょう?
    よって、今回のは間違いなくレーシングアクシデントですw

    今後マルケスのレーススタイルが変わるのかは疑問ですがww

  19. CB1100RD00 より:

    管理人様、最高の記事ありがとうございます。

    MMのマシンが良く動くのは仕様ですね。
    本人用のスペシャルですものね。
    トップブリッジの肉抜きの感じは、DP仕様とは全く違いましたよね。
    DP仕様はフレームもカチっとした感じで、サテライトにもそちらの仕様が基本のはずでしたね。

    今回は特にタイヤのグリップが無いことから、ライディングスタイルがMoto2の時代と変わらないような感じでしたね。

    まぁ、宮城さんも解説言ってましたがゴール出来るように燃料カット入ったと言っても間違いない感じですかね?
    本人は意識していないようなコメントですが、タイムディファレンス0.8も落ちる周が有ったのはそのせいだったのではと思いますね。
    タイヤだけではないかと。
    Moto2時代ならそんなセンサー無いから最後まで行けたでしょうけど。

    失礼ながらバトル慣れしていないと有りますが、そうでもないのでは?
    確かに最高峰クラスでは、接触でJLと揉めたり、DPカッター!!なんかも有りましたねぇ...
    今年はバウティスタも潰してましたかね?
    まぁMoto2の様にはいかないでしょうけれど、学習していないと言うのはそんな気がします(笑)
    今回は相手が、バトル上等のValeだからこそ この結果であり、他のライダーなら今迄こうはいかなかったかなと。
    JLは近いけどVale程の器量はないかな?
    これからは、きっちりValeが稽古付けてやるからかかってこいと(笑)
    あれっ、やっぱり学習してないって事ですか!?

    Valeの強さが本当に戻ってきて、最高のレースでした。
    心から待ち望んでいた、この感動。
    昨年のサンマリノもすげー感動だったけど、また胸が熱くなるレースみたいです!!
    へレス早く見てぇー!!

  20. CB1100RD00 より:

    あっ、もう一つ忘れてた!!

    2009茂木での感動を、再び!!

    ちょっと早すぎますか...

  21. taro より:

    “ダニやホルへは引いてくれた。でもバレは絶対に引かない”

    これが、このレースでマルケスが『学んだ』ことだと思う

  22. TTSY より:

    何度も見直したけど、見れば見るほどヴァレンティーノは何も悪くないですよ。
    1回目もそうだし、2回目はもちろん、マルケスが勝手に突っ込んでっただけなのに、「狼狽なヴァレ」とか言う方の気がしれないです。
    大体何で前に出てる人間が引かなくちゃいけないんでしょうか!?

    結果、ヴァレンティーノが転ばなかったから色々勝手なこと言えるわけで、普通に考えて自分にマイナスなリスクの方が大きいことはしませんよ、あの人は。
    一歩間違えたら大事に至る可能性があるわけで、巻き添えだけは御免ですね。
    いずれにせよ、怪我人が出なかったのが幸いです。

  23. 草レーサーラモン・HG より:

    えと。。ここだけじゃなくて、色んなところで
    マルケスが肘出してたって話を聞くんですが、
    レースをやる自分の意見としては、接触しそうな時には
    マシン同士が当たるとエライことになるので、
    肘や膝を出しておくのが普通です。
    身体同士が当たる分には「ぼふっ」って感じで案外平気なんです。
    スタート直後の1コーナーとか、普通にみんなやってます。
    映像に見えるかどうかは別として・・。
    それこそ、ポケバイから全日本JSBでも普通です。
    自分は、せいぜい地方選手権ライダーですが、150キロくらいで
    走行中に接触・・くらいは日常茶飯事で、その時に備えで肘出すのは
    みんな当たり前だと思ってます。
    記事内容とは関係ありませんが、少し気になったので。。
    あれは卑怯な行為ではありません。むしろ双方の身を守る行為です。

    • ANY より:

      肘出しのこともですけど、自分の妄想だけで、さも分かってる風に語るMotoGPファンが多すぎますよね。
      分からない、やったこと無いなら知ったかぶるなと。

  24. kao より:

    早起きして爽やかな気分で見てたのに、ヘロヘロで突っ込んでぶっころんだマルケスにショックをうけたよ。ノーポイントとかもう…何やってんだ。でも2番でいいとかは…まだいいか。
    どんどん追いつかれた理由とか
    宮城さんの解説うるさいな〜と思ってたんだけどお勉強になります。
    ここのコメントから日本の若いライダーが育たない理由もなんとなく。
    座談会見ながら、周りの打倒マルケスな空気から8勝マルケスで予想してみましたが
    ハードなレースになりそう。楽しみです!

  25. コメント二回目 より:

    肘はぶつかりそうになったら出します。ぶつかりそうでもないのに出したらダメです。

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