MotoGP

イアンノーネ2位『優勝よりも貴重な表彰台』2015ムジェッロGP

『イアンノーネ:優勝よりも貴重な表彰台』

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★5月31日(日)、ムジェッロ戦モトGPクラスの決勝レースでPPからスタートし、2位でゴールしたアンドレア・イアンノーネのコメント。
「本当に貴重な表彰台です…これまでの勝利全てよりも貴重ですね…身体のコンディションからすると(※上腕骨頭に微小骨折を負っていた)、取れるとは思われてなかったんだから。データを見れば良く分かるんだけど、ドヴィツィオーゾと比べ方向転換でかなりロスしてるんですよ。でも、モバイル・クリニックと理学療法士の皆のお陰で2位が取れました…本当に、どこから見ても信じられないような話でね…モトGPでの僕の最高リザルトで、しかもムジェッロでイタリア人ライダーの中ではトップで、ドゥカティのマシンで、そして、他にはないような熱気と興奮の観客の目の前でね。」

【どんなレースだった?】
「状況を乗り切るには、精神的に強くないとダメだったんだけど…最大限の力を出し、調子を変えていけるよう、ずっと頑張ってました。スゴく良いスタートと言うわけじゃなかったし…3周も走ったら、(マルク)マルケスがもう5列目から追い上げてきてたんで驚いたんですよ。なんとか抜こうと思ったけど、無理でしたね。マルケスとホルヘ(ロレンソ)はかなりプッシュしていて…それに、フロントもリアもグリップがかなり落ちてることに気づいたんで、電制の方でなんとかすることにしたんです…パワーが低い方のマッピングにしてね。道理からするとレース終盤に使うマッピングなんですよ…タイヤを上手くコントロールするのにね。肩のために体力も温存してました。この温存作戦が勝利の決め手だったでしょ。もちろん、チームなしでは…ドゥカティの全員なしでは…この大興奮の観客の応援なしでは、こう言うリザルトが取れるようなエネルギーって言うのはなかなか出てこなかったでしょうね。こう言う強い集団がいるってことが基本なんですよ。」

【肩がそう言う調子で…どうやって違いを出したの?】
「頭を使いました。サーキットに着く前から、厳しいレースになることは覚悟してたんで…ある意味、ル・マンの時より大変だったし…ここは高速で方向転換をしないといけないんでね。かなり筋力が必要なんですよ…それで、この3日間、筋力を強化するのにチューブ・ラバートレーニングをしてたのが効きました。日に日に良くなっていって、レース直前には好リザルトが出せるって思えましたね。」

【その肩で初PPとモトGPクラスでの最高リザルトを獲得し…バルセロナ次戦ではもっと上手くいきそう?】
「状況によりますね。ル・マン戦後の3日間は本当に具合が悪くて。明日、肩の調子がどうなってるか…バルセロナでどんな体調か…ですよね。明日はミシュランタイヤのテストはしない予定なんで。静養することにしたんですよ。」

【他の選手らのレベルに追いつけた?】
「これまでの僕のキャリアで初めてファクトリーマシンに乗り…僕の実力を100%引き出してサポートしてくれるグループが後ろに控えてくれていて…初めて自分のことを信じてるんですよ。トップに上がっていくには、こう言う関係が重要なんです。スタッフやチームなしで…(ジジ)ダッリーニャなしでは、このレベルには辿り着けなかったでしょう。ここまで引き上げてもらい…そして、結果がついて来たんです。」

(2015年05月31日『Moto.it』記事参照)

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POSTED COMMENT

  1. YZR-M1 より:

    イアンノーネ「凄くよいスタートというわけじゃなかったし」!!めちゃくちゃよいスタートだったとおもいますけど(棒)

  2. horizon より:

    誰よりも先行してましたもんね~(棒)

  3. マクフィー より:

    ライドスルーの画面スーパーが出た時は
    イアンノーネのことかと思いました…
    でもアブラハムでしたね…
    確かに良いスタートではなかったですね…
    あれでOKならアブラハムも許してあげてもいいと思いましたね…。

  4. SS1000 より:

    なぜフライングでなかったのかは、ドルナの責任者が公表してますね。
    翻訳を待つのが良いかと。

    • コナソン より:

      ほんとに、これ以上被害者が出ないうちに対応していただきたい!

      • コナソン より:

        コメントするところを間違えた…
        ペトルッチの体当たりについての書き込みです。

  5. セロ より:

    http://u999u.info/lr1T
    ”完璧”なスタートではないか

  6. りゅ より:

    決勝のロングディスタンスで持つのかいな・・・と正直思っていたのですが、少なくともノネノネはキープできてましたね。
    セクターによってはホルヘよりも刻めていたシーンも多かったし、バトルでも去年までのような「あっさりクン」ではなくなってきたようです(失敬)w

    戦闘力が上がってきたのは確かなようですし、この先ドカがそれを発揮できるコースも多々あるので、ノネノネかドヴィいずれかが優勝という可能性も高いよ・・・と。
    でもヘレスやルマンのようなコースでこそリザルトを上げたいですよね・・・本音としちゃ。
    マシンがどんなにスピードアップしても、倒すべき相手がM1機、ホルヘ、ヴァレというキャラクターである以上、コーナリングで詰めていかなければ目の前に青空は開けない訳で。

    ドカルールに関しては賛否あろうけれども、なんだかんだとドカが優勝争いに加わっているのはいいことですよ。
    がんばれドヴィ&ノネノネ!

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