MotoGP

ドヴィツィオーゾ『最近のがっかりパフォーマンスの理由はわかった?』2015ミザノテスト

『ドヴィツィオーゾ:コーナー進入を優先』

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★ミザノで行われていたドゥカティのプライベートテストが本日終了した(7/15〜16)。本日の気温は36度、路面温度61度。

★ドゥカティはセットアップの各種ソリューションの比較テストを行った。

★アンドレア・ドヴィツィオーゾは計132周回をこなし、最高タイムは1分32秒5。

★アンドレア・イアンノーネは左肩が痛み出したため(ムジェロGP前のテストで負傷した傷)、昼食休憩時で早めにテストを終了させた。2日間で計101周回をこなし、1分32秒7を記録。

★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。

【今回のミザノテストでは、どんな作業を?】
「これまでのレースウィークエンドでどれだけのことができていたのかを確認するため、古いセットアップのテストをしてました…お陰で、現在の状況がよく分かったし、情報も得られましたね。
今日の午後はあまりにも暑すぎて…路面温度60度じゃ、どんなタイヤの作業も上手くできませんよ。コーナーでの無理も全然きかないし、こんな暑さ、セパンでだってないですよね。
(※管理人はミザノ・サーキットから車で20分の所に住んでるんですが、本当に暑かったです)」

【なにか結果は出た?】
「前進はなかったです…スピードを改善することはできませんでした。遅いってわけじゃないんですけどね…最速だったマルケスより0.5秒遅かったぐらいで…でも、コーナー進入を改善しないと。マルケスの後ろについて走る機会があったんだけど、その辺りがうちはそれほど強くないんですよね…ここ最近のレースでもそうだったように、他のエリアと同様にね。」

【打つ手に窮している…】
「こう言うことは当然でしょ…シーズン序盤でうちはけっこう速かったけど、その頃はライバル陣が今みたいに強くなかったんだから。心配はしてませんよ。」

【どの辺を進化させないとならない?】
「去年のような大きな問題と言うのはないんですよ…ベースは良いし。でも、前に出ようと思ったら、各箇所をほぼ完璧にしておかないと…ブレーキや電制システム、トラクション等ね。なにも不思議はないでしょ。どこを改善すべきかは掌握してるんだけど、大きな点ではないんですよ。うちのレベルは既に高いんで、打開策を見つけるのが簡単じゃないんです。」

【ここ最近のがっかりパフォーマンスの理由がわかった?】
「最近のリザルトに関しては、色々な理由がありますよ。シーズン序盤より遅くなっていて…ここ3戦のコースが、うちのマシンの特性に最適とは言えなかったと言うのも確かでしょ。でも、ライバル陣のスピードも上がってきてるから。ホンダが伸びてきたと思うし、ロレンソやペドロサも復活したでしょう…彼らマシンが良くなってきてると思うし…そう言った事が、現在の状況を生み出しているのでしょう。」

【今後のレースに向けては?】
「インディアナポリス戦とブルノ戦が、うちにとって重要なテストになるでしょう…うちの真のスピードが把握できるんじゃないかと思ってるんでね。そこの2つは、うちにとって有利なコースだと思うんですよ。」

(2015年07月16日『Gpone』記事参照)
(2015年07月16日『Omnicorse.it』記事参照)


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POSTED COMMENT

  1. 修羅朱種酒 より:

    なお、路面温度が65度を超えるとどんなタイヤを履いていようと滑るそうです。
    ソースはケンツの偉い人

  2. vale46 より:

    Ducatiはプライベートテスト沢山行っているがブリジストンはそんなに沢山タイヤ供給しているの?ちょっとした疑問

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