ロレンソ2位『あいにくマルケスがいたんで…』2015アラゴンGP

『ロレンソ：凄い周回だったが、あいにくマルケスがいたんで…』

★9月26日（土）、アラゴンGP予選で2位を獲得したホルヘ・ロレンソのコメント。
「ここまで強い走りをするには、マシンとタイヤの助けがあるのは確実です。でも、今シーズンのこの時点のレベルは本当にもの凄く高いですよ。（2位を取った）周回には満足してます。あそこまで予選で炸裂するマルク（マルケス）がいなければ、マージンたっぷりで僕がPPを取っていたでしょうから。でも、あいにくマルクがいたんで…本当に1周タイムで魔法を使えるんですよね。」

【でも、ロレンソ選手のタイムも凄かった…】
「ここで1分46秒7を出した後…ここは常に苦戦するコースなんで…ただただ嬉しくて、誇らしかったんですよ。最後の出走ではタイムを削れなかったんですけどね…フロントがユーズドタイヤだったもんですから。」

【明日のレースは…】
「今までの結果からすると、ここはホンダ向きのコースなんです…常にかなり速かったでしょ。ただ、今年はうちのマシンも良くなっていると言っておくべきでしょうけどね。今シーズンはあちこちのコースでリアタイヤの使い方が基本になってますね。うちが消耗させすぎてしまうこともあるし、ホンダがそうなる時もある。明日、10周ぐらい走ってみない限りは何が起きるか分かりません。」

★この他、ロレンソ選手は次のようにも話していた。

【結果を出せるのはレースだけ…】
「ヴァレンティーノ（ロッシ）を気にしながら走るつもりはありません。できるだけ多くのポイントを獲得したいんです…つまり優勝ですね。今朝、ヴァレンティーノは1周タイムで僕より速く走れてたのに、その後、同じようなタイムを出せてなかったですよね。好リズムを刻むには何か問題でもあったみたいだったけど…でも、今、絶対に作業を進めてるでしょ。勝負から除外はしませんよ。」

【一番の懸念事項はタイヤ消耗…】
「ちょっと周ると凄い消耗するんですよ…これを乗り切るのは容易じゃないですよ。でも、まさにそこに集中してるですけどね。もっと寒くなってくれれば、状況は好転するんだけど…フロントに柔らかめのタイヤを履けるかもしれないでしょう。」

（2015年09月26日『Omnicorse.it』記事参照）
（2015年09月26日『Gpone』記事参照）

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