『2016オースティンGP:表彰台コメント』
★1位マルク・マルケス
「すごく嬉しいです。良いレースができたんじゃないかと思ってます。ここだと最高の気分なんですよね。ここの人達のことも好きだし、このアメリカンスタイルが好きなんです。魅力的なレースってわけじゃなかったけど、ミスするわけにはいかなかったんで。25ポイント獲得は大きいですからね。
ミシュランに感謝してます。フロントタイヤの選択で、ピッタリのタイヤを…柔らかめを選ばせてくれたんで。冬季テストの出来を思えば、総合首位になれて嬉しいです。確かに、他の選手がちょっとミスってくれたわけだけど、でも、うちもこのままどんどんプッシュしていかないと。いまだに加速でロスしてるんで、コーナー進入を強くしないとならないんです。」
★2位ホルヘ・ロレンソ
「予選後は、優勝できるチャンスがあるように思ったんですが、ウォームアップでもう問題が出てきてしまって。実を言えば、かなり遅い走りをしてたんです。スタートは良かったのに、第1コーナーに膨らんで入って行ってしまって。今日は大半のコーナーでマシンを止めるのに苦労してました。覚悟はしてたんですけどね。ヘアピンでマルケスを抜いたけど、すぐに膨らんでしまって。ウォームアップで転倒してしまい、ちょっと落ち着かない気分だったんですよ。今日のコースはトリッキーだったし。
まぁ、でも、この結果には大喜びしていいでしょう。ヨーロッパ戦ではコースも僕やヤマハ機向きなんで、レースによっては優勝を狙っていきますよ。」
★3位アンドレア・イアンノーネ
「今シーズン初表彰台だし、ここ2レース苦戦してきての結果ですから。この結果をドゥカティと、そしてチーム全員に捧げます。この1週間ごたごたしていて、容易な状況ではなかったしね。
コースがかなり滑りやすかったんで、かなりの注意が必要でした。肩が酷く痛んで、そのうえ、今日はマシンを操縦するのも止めるのも難しくってね。
今日も危なかったんですよ。序盤ラップで2回ほど衝突があったもんだから。でも、慌てないようにして、上手く乗り切りました。あのアルゼンチン戦の後なんで、とにかく、ぼぉーとしてられませんからね。僕の中にある強さを証明することができました。これが僕からの回答です。ミスは誰にでもあるもので、今日はペドロサがやってしまってたでしょ。」
(2016年04月10日『Sportmediaset.it』記事参照)
(2016年04月10日『Sportmediaset.it』記事参照)
(2016年04月10日『Moto.it』記事参照)
(2016年04月10日『Gpone』記事参照)
[amazonjs asin=”B00YDODMKE” locale=”JP” title=”SHOEI/ショウエイ/Z-7 MARQUEZ BLACKANT(ゼット-セブン マルケス ブラック アント)/フルフェイス サイズ:S(55cm)”]
悔しいけどマルケスが頭二つ抜け出るレースでしたねぇ ^^;
ロレンソも他のライダーより頭一つ抜け出ていましたが、マルケスはそれをまったく寄せつけず。
ロッシは序盤から走りが落ち着かないなぁ・・・と心配してたら、案の定転倒。残念(><)
ドヴィは不運続きだし、ペドロサも苦労しているみたいだし・・・う~ん、ヨーロッパラウンドに入ってどうなることやら。
そんな中で、ヴィニャーレスとアレイシのチームメイト同士の争いもなかなか見ごたえがありそうで楽しみです^^
妙に立ち上がりの加速が鈍い瞬間があるな~と思ってたら、ロッシはクラッチに問題があったのですか?
ありゃ~・・・それは悔しいですねぇ・・・
まずは今シーズン初優勝を楽しみに応援しよう!
シャンパンシャワーを見て感じた事。
ポディウム慣れしていないイアンノーネは次の時はサングラスをしてこよう…と思ってる違いない(笑)
シャンパンって目に染みるんですよねぇ。
ロレンソが茶目っ気たっぷりだったのが印象的でした。本人的には割り切って次を見据えてそう。
マルケスの言うようにタイヤの選択が影響してるのかな?オースティンではどんなタイヤでも速そうなんだけど。
タイヤチョイスも他と違いを見せるには勇気が要りそうですよね。
チャレンジするには度胸が必要、それが出来ると信じれるだけ自分自身のパフォーマンスに確信があるから為せる技かと。
マルクにはその勢いが出てきており、ロッシには現状その辺りの積極性が足りない…今のところ2013年当初に戻った印象です。
マルケスおめでとうございます。ヨーロッパでも強い走りが出来るといいですね。
ロレはやっぱりセーブして2位狙いだったか。去年の後半スパートもあったし、冒険せずポイントを重ねるのはプロとして正しい。
ドヴィが離脱しちゃったから、ノネもプレッシャーあったろうに。でもまた余計なこと言いやがったw
果たしてこの不安なミシュランタイヤで、ヨーロパ戦線はどう荒れていくのでしょうか?
彼等はやはり常人じゃない。
時速200キロ以上で転んでもロレンゾは、二時間後にはまた勝利を目指してマシンを駆った。
レースで転んだロッシも目の奥に悔しさが見えた。
前戦のレディングにしてもそう。
あんな状態になるなんて自分だったら鋼鉄のスーツを着て、給料一年分やると言われても絶対いやだ。
それで再び他人と戦うなんて。
ましてや身体のあらゆる部分の骨を折っているペドロサは、ドヴィの痛みを誰よりも知っている筈。
それでも、また彼等は闘争心を持ち、マシンやタイヤの分析をし、次のレースに挑む。
今回骨折したミラーも、当然また走るでしょう。
当たり前といえば当たり前だけど、この頃の転倒が続くシーンを見て妙にそう思ってしまいましたよ。
春だからかなw