『2017バレンシアテストまとめ:KTM、スミス&エスパルガロ』
★11月15〜16日の2日間、モトGP全選手による『2017ヴァレンシアテスト』が行われた。
★KTMはヴァレンシア最終戦にテストライダーのミカ・カリオをワイルドカード参戦させ、予選1で10位(グリッド20位)、決勝レースでは第20ラップ(全30ラップ)でリタイヤした。
★テスト2日目、ポル・エスパルガロが首位と2秒以内の差でタイムを記録し、ハイレベルなライダーでのデビューとしては最低限の目標は果たせた。
(※エスパルガロ選手が1:31.853。12日予選でのミカ・カリオテストライダーが1’32.092)
マシンに関してはエンジンは良好、その他については当然のことながらまだまだ作業は続く。
★ポル・エスパルガロ
(1日目19位:+1.683、2日目17位:+ 1.878)
2014年から3年間、ヤマハテック3に所属。ただし、ヤマハとの直接契約であり、同契約が12月31日まで継続しているため同テスト後にKTM機に関するコメントは控えるよう要請されている。
テスト初日はセッション終了の2時間前に第9〜第10コーナーの間で転倒。ケガなし。
なお、KTMで共に作業を進めていくメカニック陣は、かつてホンダHRCでダニ・ペドロサを担当していたメンバーである。
★ブラッドリー・スミス
(1日目20位:+1.876、2日目20位:+ 2.563)
2013年よりヤマハテック3に所属。ヤマハテック3との契約なため、テストに関するコメントは可能。
テスト初日終了後のスミス選手の手応えとしては、特に目をみはるような側面はないが実に安定したマシンである。エンジンは完全に異なり(ヤマハ機は並列4気筒、KTMはV4エンジン)、フレームもチューブフレーム、サスペンションもWP製だが、『ごく普通のマシン』と言う感触。
特に、フレームが気に入ったそうで、次のようにコメントしている。
「フレームからはけっこうダイレクトなフィードバックがありますね。フロントもリアもどんな挙動か伝わってくるんで、すぐに合わせていけそうです。」
また、エスパルガロ選手もスミス選手と同様の作業を進め、同様の不満を抱いてるとのこと。
両選手とも通常は『ストップ&ゴー』スタイルでモトGP機を操縦しているが、テスト初日はカリオ選手の操縦に近いモト2スタイル(※よりスムーズ)で走っていた。
(2016年11月15日『Moto.it』記事参照)
(2016年11月18日『Moto.it』記事参照)
(2016年11月14日『Motorsport.com』記事参照)
(2016年11月15日『Motorsport.com』記事参照)
(2016年11月16日『Motorsport.com』記事参照)
さて、ヴァレンシアテスト…
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【2016ヴァレンシアGP ロッシ、イアンノーネ&テストまとめ】[2016年11月19日 Vol. 119]
●2017ヴァレンシアテストまとめ:ヤマハ・ホンダ・ドゥカティ
・マーヴェリック・ヴィニャーレス:もうチャンピオン候補
・ヴァレンティーノ・ロッシ:新ヤマハ機は不合格
・マルク・マルケス:相変わらず加速が弱点
・ダニ・ペドロサ:本人の調子が上々でなにより
・アンドレア・ドヴィツィオーゾ:ロレンソより上で精神的にポジティブ
・ホルヘ・ロレンソ:結局、ポジティブだったの?ネガティブだったの?
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早くオレンジの骨格とカラフルな鎧をまとったバイクが見たいなぁ