MotoGP

ランディ・マモラ分析、ロッシ・マルケス:2017バレンシアテスト(後半)

『ランディ・マモラ分析:2017バレンシアテスト』

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ランディ・マモラ(80年代に活躍した元GPライダー)が先のヴァレンシアテスト(11/15〜16)について、次のように分析した。

前半、ロレンソ・ヴィニャーレス・イアンノーネ

★ロッシと新たな敵
《何がはっきりしてるかと言えば、ヴァレンティーノ・ロッシがヴィニャーレスを越えようと思ったら、かなりの努力をしなければならないと自覚していることだ。しかしながら、かつてロレンソに挑まれ、最終的に打ち負かされた頃と同じ行動は取らないだろう。そうなった時の後味をロッシはもう知っている。だから、今度は覚悟していけるのだ。
その一方で、ロッシは実に頭の回転が速く、あらゆる場面において心理的に有利に立てるタイプだ。ヴァレンシアはただのテストだと言うことを忘れてはいけない。もしもヴィニャーレスの方が速かったとしたら、その状況を変えるべくロッシはできる限りのことをするだろう。しかし、それを受け入れるもするだろう。
そしてもう一つ、6ヶ月以内にはロッシとヴィニャーレスの良好な人間関係が壊れる方に私は賭ける。ただ、最近の何レースかでロッシが『自分はそれほど速くなかった』と言っているのを耳にしたが、これはつまり、自分より速い者がいて、敗北を受け入れることもあると言うわけだ。
とは言いつつも、ロッシが首位に立ち、優勝するレースもあるだろうと思ってる。さて、最後にわざわざ37才のロッシの戦闘力の高さと勝利への渇望感を特記しておこうではないか。いまだ現役で戦うロッシを見られることがどれほど幸運か、まだ大勢が気づいていいないだろう。そして、さらに大勢が、引退して初めてそれに気づくのだ。》

★ホンダ・ビッグバン説
《奇妙なことに、マルケスもロッシも各々のメーカーに同じ要望を出している。それは、エンジンの加速改善だ。今のところ、ホンダが示した解決案はマルケスを満足させてはいない。ロッシの方も然り(※11月末のセパン・プライベートテストではロッシ選手は満足していた模様)。
マルケスはシーズンを通してずっとブレーキングやコーナー進入で攻め続け、加速における欠陥に抗ってきた。そのせいで、時にはフロントが流れ、転倒してしまっていたのだ。守りの走りは好みではないようだが、幾度となくそうせざるを得ず、その成長ぶりや適応能力の高さを証明してきた。
つまり、好きでそうしてきたわけではなく、ブレーキングやコーナー進入と同様に加速でもアグレッシブに戦いたいと言うのがマルケスの望みなのだ。
トラックから聞こえてくる限り、ホンダの新エンジンはビッグバン(※同爆エンジン)だと言えるだろう。つまり、それはエンジンの加速を上げるにはそれが最良の方法だとホンダが考えていると言う意味でしかないだろう。》

[ 完 ]

(2016年11月19日『Motorsport.com』記事参照)


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【2016ヴァレンシアGP ロッシ、イアンノーネ&テストまとめ】[2016年11月19日 Vol. 119
●2017ヴァレンシアテストまとめ:ヤマハ・ホンダ・ドゥカティ
・マーヴェリック・ヴィニャーレス:もうチャンピオン候補
・ヴァレンティーノ・ロッシ:新ヤマハ機は不合格
・マルク・マルケス:相変わらず加速が弱点
・ダニ・ペドロサ:本人の調子が上々でなにより
・アンドレア・ドヴィツィオーゾ:ロレンソより上で精神的にポジティブ
・ホルヘ・ロレンソ:結局、ポジティブだったの?ネガティブだったの?

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