『クラッチロー:ロッシと戦い、警告灯と戦い…』
★4月9日(日)アルゼンチンGP決勝戦で、カル・クラッチロー(ホンダLCR)が3位を獲得した。
★ホンダファクトリー組が転倒し、クラッチロー選手がホンダ勢トップだった。
★クラッチロー選手のコメント。
【カタール開幕戦では転倒リタイヤだったが…】
「カタール戦では5位以内には入れてたはずなのに、転倒してしまい散々でしたよ。今回、ここで表彰台を取れたのは自分にとってもチームに取っても最高っすね。」
【今回も単純なレースではなかった…】
「スタート後、ダッシュボードに警告灯が出てしまって。でも、パニック状態にはならずに済みました。上手く乗り切って、マーヴェリック(ヴィニャーレス)に付いて行こうと頑張ったんすよ。その後はヴァレンティーノ(ロッシ)に攻められてしまって。再度プッシュしようとしたら、また警告灯が点いてしまってねぇ。(ロッシに)抜かれた時は、むこうの方がグリップが上なんだって気づきましたけどね。今のところ、ホンダ機は乗りやすいマシンとは言えないが、でも、チームは実に素晴らしい仕事をしてくれました。」
【マルケス&ペドロサ同様、フロントにハードタイヤを履いたのに完走できた…】
「マルク(マルケス)は獣みたいにプッシュしてたから。もう第1コーナーから限界ギリギリの走りができてたみたいっすよ。単純に、マルクには付いて行かないようにしてました。もっと先に進んでから追いついて行こうと思ったんで。問題はホンダ機が暴れまくってるってってことで、そうなるとアッという間にフロントが流れてしまうんすよ。こっちだって何度か転倒しかけてましたからね。ヴァレンティーノが後ろに付いた時、おそらく、そのことに気づいたんじゃないのかなぁ。」
【次はオースティン戦だが…】
「楽しみっすねぇ。うちのカミさんと娘もテキサスで待っててくれてるんすよぉ。」
(2017年04月10日『Gpone』記事参照)
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