ロッシ願い叶うか?フォルガーかスミスをテストライダーに

『ロッシ願い叶うか?フォルガーかスミスをテストライダーに』

★ヤマハファクトリーは2017年よりマシン不調が続き、現在、鍵となっている電制システムの改善に向けて奔走中である。

★総合順位ではヤマハは現在、チーム部門で首位（※2位ホンダと14ポイント差）だが、ライダー部門はロッシ選手が2位（※首位マルケスと46ポイント差）、コンストラクターズ部門2位（※首位ホンダと40ポイント差）で首位に大きく差を付けられている。

★最近、ヤマハはエンジニアを新たに3名雇用した。

★ヴァレンティーノ・ロッシは昨年より、ヤマハにはマシン開発にとって大きな戦力となるようなテストライダーがいないことを（つまりは、カツユキ・ナカスガでは不十分なことを）訴えていた。

★最近、ヤマハは新プライベートトーム『SICヤマハ』の発足を発表した。
当初、同チームにダニ・ペドロサを引き入れ、マシン開発への貢献が期待されていたが、結局、ペドロサ選手は今シーズン末に引退することを発表した。

★また、今シーズン序盤、ヤマハはミケーレ・ピッロ（ドゥカティのテストライダー）をテストライダーとして引き入れようと画策していたが、実現しなかった。

★ヨーロッパを拠点とするヤマハ・テストチームのテストライダー候補として、現在、ジョナス・フォルガーとブラッドリー・スミスが挙がっている。
なお、フォルガー元選手にはKTMからもテストライダーのオファーが入っている模様。ちなみに、フォルガー元選手は最近、カレックスのテストライダーとしてモト2機に乗っていた。

★ちなみに、マーヴェリック・ヴィニャーレスは現チーフメカニックのラモン・フォルカーダを替えたがっており、後任を探している。
なお、フォルカーダ氏は来年、『SICヤマハ』チームでフランコ・モルビデッリに就く可能性がある。

★今季、モルビデッリ選手のチーフメカニックを務めているディエゴ・グベリッーニ氏は、ヤマハに移籍してモルビデッリ選手を担当することを希望している。
もし、フォルカーダ氏がファビオ・クアルタラロー担当を希望した場合、グベリッーニ氏がモルビデッリ選手に就くことは可能である。
なお、グベリッーニ氏はかつて、アプリリアでステファン・ブラドルを1年半担当していた。

★昨今、各チームが優秀なテストライダーを確保しようと奔走している。
ドゥカティは現在のケーシー・ストーナーとミケーレ・ピッロで続ける模様。
ホンダはダニ・ペドロサにオファーを出している。
アプリリアは現在ファクトリーライダーであるスコット・レディングに、来季テストライダーのオファーを出しており、同選手はまず他の選択肢を検討する姿勢である。
KTMは現テストライダーのミカ・カリオが先のザクセンリンクGP中に負傷し、完治には時間がかかる模様。

（2018年07月23日『Corse di moto』記事参照）
（2018年07月19日『Motograndprix』記事参照）

---

ロッシ選手が、ヴィニャーレス選手のチーフメカニックことラモン・フォルカーダ氏をヘッドハンティング?
詳しくは、こちらでどうぞ。

【2018ザクセンリンクGPまとめ その2 ヤマハ＆ドゥカティ】［ 2018年7月25日 発行 Vol. 197 ］

●ヴァレンティーノ・ロッシ
・ロッシ39歳、強さの秘訣
・若手ライダーはロッシを見習うべき
・弟ルーカに触発され
・故タヴッリャ司祭に捧ぐ
・なぜヤマハ機はザクセンリンクで好調だったのか?
・ヤマハはマシンのどこを改良すべきか?
・日本のヤマハも頑張ってる
・ロッシ否定『ラモン・フォルカーダ問題』
他

『note』の『Vol. 197』を1本だけ読みたい人は100円（外税）！

『note』07月分マガジンは4本300円（外税）！

『note』07～09月分季刊号マガジンは12本820円（外税）！

プリペイドカードも利用可能！

[amazonjs asin=”B077VB2LW4″ locale=”JP” title=”誰かの願いが叶うころ”]

[threecol_one]いいねPrego！[/threecol_one][threecol_two_last]

[/threecol_two_last]